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父の最期の1か月の記録4(備忘録2)

2020/12/21、もし父の容態が安定しているなら、一旦東京に帰ろうと思っていましたが、午前中訪ねてみると、お風呂の後だったこともあって、かなりぐったりしてました。

「もう終わり。牧師さんを呼んで」と息のような、声にならない音で言いました。月曜はだいたい牧師や教会はお休みが多いですが、なんとか連絡を取り、来ていただきました。

父はその間、痛みを訴え、「さよならしたい」「痛い腰を取って」などと言い、麻薬の量が増えたので、痛みは緩和されましたが、深く眠ってしまいました。牧師が到着した時もなかなか目覚めず、1時間くらい待ってくださって、少し父の反応があったときに、牧師は、ヨハネの福音書14章を読み、讃美歌「いつくしみふかき」を歌い、祈ってくださいました。感謝でした。

少し時間を戻しますが、父が眠る前、父がサヨナラしたいと言ってた時と思いますが、私は、「きついね、さよならしたいね、準備ができたら、天から迎えがくるからね。向こうにはお母さんもいるね。ファニー(飼い犬)もいるよ。私たちもあとで行くよ。また集まろうね」と言うと、天を指さしては手を合わせていました。一度は連れ合いの方の方を向いて上を指差し、手を合わせました。私には、「あなたも、同じところにおいで」と伝道しているように見えました。

父は、麻薬が増えたので、呼吸や心拍が落ちる可能性が高く、夕方から、モニターをつけて、ナースステーションで常時、心拍などの監視をすることになったようです。緊急の電話番号も確認されました。明日か明後日くらいかもしれません。

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