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「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」

ふとした時に思い出す言葉がある。

「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」

これだけで「あーそれね、はいはい」と思う人とは友達になれそうな気がする。伊坂幸太郎のゴールデンスランバーの一節。首相暗殺の犯人として濡れ衣を着せられた主人公の逃亡劇の中で、だいぶ物語の序盤に登場するセリフなので記憶にない人も多いかもしれない。

この言葉を思い出す「ふとした時」は、たいてい自分の生活がいい加減な感じで、ちゃんとしなきゃなぁと反省している時が多い。
部屋が片付けられていないとき、食事がいい加減で外食が続いたとき、寝る時間が遅いとき、髪がぼさぼさなとき。
それでも、必要最低限の習慣はあるはずで。歯を磨く、夜寝る、パジャマから着替える、マスクをつける、シャワーを浴びるetc...
それからもう一歩踏み込んで(もう三歩くらい先に進みたい気分ではあるけど)しっかりと生活を形作る習慣を整えることで、人としての信頼を得ていきたい、と思うこの頃。

この言葉を最初に耳にしたのは、「演劇集団キャラメルボックス」の2016年クリスマスツアーで上演されたゴールデンスランバー。2019年の5月にキャラメルボックスが公演活動を休止してから、趣味の演劇鑑賞の機会が減っていた。さらにコロナ禍で劇場や映画館に足を運ぶ事に躊躇してしまう中の

朗報!!!!キャラメルボックス活動再開!

今年一テンション上がった!と言っても過言ではないくらい嬉しかった。

クリスマスの復活公演に選ばれた『サンタクロースが歌ってくれた』は、まだ一度も見たことのない劇団代表作。YouTubeにある2010年の映像が二分半しかないのに面白い。途中聞こえるお客さんの笑い声も演劇の醍醐味。

はやく劇場で観たいなぁと思う雑記でした。

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