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式年遷宮の仕組みを学び、その仕組みを事業活動に活かせないか

2019年12月に書いていたものが、下書き状態で残っており、
1年半のときと経て、2021年5月に公開しました(~_~;)

式年遷宮とは

とても簡潔に言うと、
20年毎に行う神様の引っ越し@伊勢神宮です。

個人的な興味であるものの、
そもそも、なぜこうした式辞があるのか、
式辞の中の所作から学び、活かせることはないか
自分ごとでなぞらえてみたいと思いました。

なぜ、所作・様式を学ぶのか

TSUKURUでは、
時代に合ったインテグリティの在り方とその構築方法を考えています。
インテグリティというのは、形のないものなので、
自分なりのたたき台を準備し、
常に議論をし続けようというスタンスで組織運営をしております。

個人的な興味』なのですが
私自身、昔から伝承されている所作・作法から学ぶことは多く、
それを自社や他社の歴史になぞらえたりするのが好きです。

そのうえで、ご縁ある方々と楽しみながらも自己成長のため厳しく、
時間軸を意識した経営手法がないものからなぁ。
と日々時間を過ごしています。

なお、私は、自分ひとりで学ぶことよりも、
いろんな人と事実確認と仮説を持って、
議論しながら解釈を深めることが多いです。

あたまが空っぽ(ねじが外れている!?)なので、
いまの自分にとっては、そのやり方がいいなと思っています汗。

人と地球が1,000年続く仕組みをつくる

いま、当社は7期目。※2021年11月より、8期目
人とか、地球とか、大それたことをいう以前に、そもそもの自社の生命が、
目標の年次にあと3年で10/1,000年となり、1%消化します。

私個人(40歳)は、40年を消化(50%)しました。

振り返ると、25年前から、
環境問題に貢献する事業しか、いらないのでないかなぁ。
大学で学ぶことは、必要なのかなぁ。
という仮説を元に日々過ごしてきてます。

そして、インターンメンバーは現在20-25歳。ちょうど20年差のある
インターンメンバーに自分の培ったノウハウを伝承しております。

この現在行っている、20年の伝承ブリッジから、
式年遷宮という言葉になぞらえることになりました。

話し変わりますが、
孔子は、30代からは10年ごとの位置づけを言葉に落とし込み、
40代不惑の年、20代(15から30)は、学に志す期間。としています。

原点を振り返ること

これからの日本人は、
世界で仕事をつくれないとみんなでメシも食えないのでは。
という視点があって、

世界に挑戦したい。打倒コカ・コーラ。

とスローガンめいて言っていた自分が懐かしくも、
いまも常にいます。

アマゾン(南米の熱帯雨林)1か月生活をさせて頂いたときに
感じたことですが、環境問題って自分事にできないと、
なにも変わらないなぁ。と思います。
自分事にできるほど想像しようとする人も少ない気もします。

例えば、アマゾンで繰り広げられている日常の生活に、
どうしたら時間を伝承する考え方を定着する方法があるのだろう。

と考えた結果、解決策の一つは教育なんだろう。と思ったことがあります。

 ※アマゾンでは、死に対し病気はあっても、飢えで死ぬことがない。
  メシを食べるに何もしなくてもいいという環境は基本ある(と思う)。

そんなこともあり、創業時は
日本のメシを食べる(給料を頂く)という、
生活にとても大事な表現さえも
拝金主義の考え方だなぁと思っていた時期もありました。

そんなこんなで、ひとまずアマゾンにお金が回る仕組みができればいいかと、空っぽからのチャレンジングなことをしました。

なお、当時は自分にできる可能性を信じてのうえ(勘違い、反省)です。

課題意識といまの体制について

環境問題に貢献する事業しかいらないのでないかなぁ。
と課題意識はあるものの、どうしたらいいか悩みが多く、
メシを食べるために働く、ということは捨てました。

創業にチャレンジした意味合いや、そこからの学びは大きくも、
ほんとにメシが食えなくなりました。
自分は当然、家庭の環境も大変になります。

まだまだ形づくりの過程なのですが、いまはご縁に恵まれて
新たなチャレンジに向け、メンバーに集まって頂けるようにも
なってきました。
そんな中、そもそも、何やってもそんなうまく行かないので、
できればじっくり取り組みたいよね。

私より20年若いメンバー含め、
当時(20歳で私が彼らと同い年)のときの話しをすると、
ITツールによる革新世代(めちゃくちゃ情報の取得と精査が早い)では
あるものの、どことなくやりたいことの普遍性から、方向感としては、
的を射てきている印象を受けるに至りました。

そうしたメンバーにご興味ある方は、お手すきの時間に
TSUKURU noteもご参照ください。

時代に沿う伝承の仕方ってあるのだろうか

伝承の仕方って、ほんと色々あるなぁ。
と考えているうちに、式年遷宮の20年という期間は、
いまのTSUKURU にとっては、なぞらえやすい。

時代に沿う伝承方法(言語化できない部分)を皆で『気づいて』、
いいものを『伝承する』が循環する仕組みがないと、
どんどん失われる時間が続くだろうなぁ。
と益々自分にできることを一つずつ取り組もうと思っています。

ひとまず、いまだけかもしれないけど、自分事化しやすいと思い、
式年遷宮を自分の環境になぞらえて、noteしました。

結構面白い!?ので、もし良かったら、歴史に倣って、
自分事化や、なぞらえること、してみてください。
私は誰の話しでも、その切り口はとても興味あるので、聞きたいです。
美味しいコーヒーでも、ご馳走します笑

これからの生き方(案)について

想いがあれば、やってみる。
たぶん失敗することが多くて、かっこ悪いし、つらいのだけど、
気持ちは楽でないか。。。という仮説に基づき。

メシを食べるため(給料のため)に働く。というモノゴトの捉え方は、
いまのご時世、閉塞感のブラックホールに吸い込まれる気がしています。

生き方の答えというのは、死を迎えるまではなく、
一人一人の育ってきた環境や、モノゴトの解釈は十人十色。

みんなで議論し続けたり、考えたりするのが大事なことと思います。

これからは、少なくともこれまでの
単年決算で数字を追いかけあうことの限界も踏まえ、
将来の価値を生み出し続ける仕組みを準備できればと思います。

とはいえ、2020年1月15日の晩、私は、元上司との会食時に
将来云々はなく、足元の足りない点の指摘を受けていました。

長文、お付き合い、有難うございました。
またの機会に宜しくお願い申し上げます。

TSUKURU 辻

追伸

TSUKURUは現在は、
100年を迎えられた会社、迎えられそうな企業と協働させて頂くことが、
一番いまの自分たちに貢献できる価値があるのかと日々活動しております。

ご興味お持ち頂けた方は、Facebookからでもお気軽にお声がけください。

もちろん、お気軽にサンカクからお越しいただいても、構いません。

TOMOSHIBIページもご参照(TOMOSHIBIからの募集は終了)ください。

※見出しの写真は、伊勢神宮は関係なく、木建築の屋根構造です。お伊勢参りの写真が見当たらず、建築でなんとなく伝えたいイメージ写真として使いました。建築については、改めてnote書こうと思います。
お伊勢参りの写真が見当たらず、建築でなんとなく伝えたいイメージ写真として使いました。建築については、改めてnote書こうと思います。

では、またの機会にお会いできることを愉しみにしております(^^)/

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