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リンゴはぐんぐん大きくなり、収穫と醸造の打ち合わせがはじまりました

雪が積もった白銀の果樹園視察からはじまった本プロジェクトですが、雨と太陽を浴びたリンゴはいよいよ成長期に入り、日々どんどん大きくなっています。

これまでの様子は、前回のnote無摘果リンゴのシードル通信 第4号 でご確認ください。今回は、簡易摘果の様子と、収穫と醸造の打ち合わせの様子をお届けします。

簡易摘果

なるべく手間をかけずに、小さく青い実のままでよしとする「無摘果リンゴ」という栽培方法に取り組んでいる本プロジェクトですが、翌年に影響を与えてしまう「隔年結果」を起こさないように、最低限の摘果を行うことにしました。

リンゴは、摘果時期が遅いと、または着果負担が大きいと、翌年の花芽の着きが悪くなる、いわゆる隔年結果と呼ばれる状態になる。特に幼木期は、定植後できるだけ早く収量を確保したいため過着果となって生産が不安定になりやすい。着果量は果実品質へも影響することから、着果量の変動は果実品質の年によるバラツキを招く。

リンゴ幼木期の最適着果量の推定と生産性の品種・台木間差の評価方法

そこで、6月10日と7月17日の2回に分けて、簡易摘果という作業を行いました。その様子がこちらです。

6月。小さなリンゴが密集しています。これを摘果して、1個程度に減らします
7月。いま成長期なので、5センチを超える大きさになってきます
こんな風に赤いのもあります
リンゴらしい赤い実も目立ってきました

収穫と搾汁と醸造の打ち合わせ

その後、リンゴ農家の悦雄さん、遠野醸造さん、Green Neighbors Hard Ciderさんが集まり、収穫時期の決定方法や、どんな酵母を使うかなどの細かい醸造方法についても打ち合わせを行いました。

左から悦雄さん、遠野醸造の太田さん、Green Neighbors Hard Ciderの及川さん
現在の糖度は7.8度。これが11度から12度になれば収穫時期

今後の予定

  • 8月後半 収穫(予定)

  • 9月以降 ハードサイダーの名前やラベルデザインへの投票

  • 10月以降 醸造開始

8月の予定していた「ハードサイダーの名前やラベルデザインへの投票」は、9月以降にずらすことにしました。理由は、収穫できるリンゴの量によって醸造できる方法が変わるためで、収量が確定した9月以降に判断を行いたいと思います。

参加方法

このあと収穫作業をお手伝いしたくださる方を募集しています。

プロジェクトへのご参加は、以下のページからメンバーシップNFTをご購入ください。よろしくお願いします!

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