見出し画像

日本の基盤を支える~JRの取り組み~

「SDGs」、最近この言葉をよく耳にするようになった方は多いのではないでしょうか?

実際に最近では、小学校や中学校でも紹介されるほど社会的な関心は高いとも言えます。それだけに各企業SDGs実現に向けて知恵を絞っていると思います


今回は日本の鉄道インフラの中心ともいえるJR東日本が、実際にどのような取り組みをしているのかということを紹介していきます

1.JR東日本が誕生してから

1987年、国鉄の民営化に伴いJR東日本は誕生しました
以来30年以上にわたって日本の首都である東京を中心に1都16県もの広大な範囲にわたって鉄道網を支えてきました

新幹線で言えばJR東日本に代わって以降
・山形新幹線(福島~新庄)
・秋田新幹線(盛岡~秋田)
・東北新幹線(盛岡~新青森)
・北陸新幹線(高崎~※上越妙高)
※上越妙高~金沢はJR西日本の管轄

などなど既存の路線だけではなく、より暮らしが便利になるように鉄道網が広がってきました

しかし、地方の在来線に関しては人口減少などにより利用者が激減している地域もあり、今までのような鉄道ベースの経営を転換することが求められています

そこで打ち出されたのが「変革2027」です!!

2.変革2027

画像1

「変革2027」では鉄道ベースでのサービス提供からヒトの生活における暮らしの豊かさをベースとしてサービスの提供を行っていくというものです

そのための経営方針がSDGsをベースとしたESG経営です!

ESG経営とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をなぞったもので、これらの3つの観点をもとに地域社会の持続的な発展に貢献していきます

SDGs17のゴールのうちJR東日本は会社の強みを生かせる点として
・9.産業と技術革新の基盤をつくろう
・11.住み続けられるまちづくりを

以上の2点をメインとし、その他エネルギーやジェンダーといった分野にも取り組んでいく方針です

このようにJR東日本が持つ生活インフラをフルに生かしてお客様に向けて”信頼”と”豊かさ”という価値を創造していくことがこれからの10年で求められることとなります

3.具体的な取り組み

ではESG経営において実際にはどのようなことが行われているのでしょうか?

調べてみたところ
・省エネ車両の開発
・ごみの分別ボックスの設置
・地域再発見プロジェクト
・信濃川発電所(水力発電)

などなど社会、環境、といった課題に対して様々な取り組みをしていました

今回はその中で「地域再発見プロジェクト」に関してもう少し詳しく見ていきたいと思います

画像2

地域再発見プロジェクトは地域との「共創」戦略の元、首都圏との鉄道インフラを活用して地産商品の再発見などを行っていくプロジェクトです  

地域の特産品の魅力を発信するために「のもの」「産直市」などがあります。のものは、作り手の方が商品やその地域に関してPRすることができるショップになっています

このように地域の魅力ある特産品の掘り起こし(1次産業)、優れた加工技術等(2次産業)、お客さま視点を踏まえた商品開発と販売(3次産業)これらを掛け算とした6次産業化を推進しています

もっと詳しく知りたい方は是非こちらをご覧ください
https://www.jreast.co.jp/company/csr/

これらを踏まえて変革2027によって地方が10年後に目指す姿として
・地域の多様なサービスとSuicaの結び付け
・地方中核駅を中心とした街づくり
・6次産業化による地域の発展
・観光交流による地域活性

などがあげられております

これらが実現することで駅を中心とした街づくりを行うことにより、地方の利便性を高め今まで以上に豊かな生活が送れると考えています

4.まとめ

ここまでJR東日本の取り組みについて紹介してきました。変革2027によってさらに地方との移動が便利になることが期待できます

しかし、地方の人口減少といった根本的な解決への対策は十分であるとは言えないと考えるので今後JR東日本がどのような取り組みをしていくのか注目していきたいと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

【SDGs関連事業相性診断はじめました】

弊社では、SDGsに関連した事業やCSRに関する取り組みについて、ご興味のある方を対象にSDGs関連事業の相性診断をはじめました!

3分程度で答えられてしまう相性診断、答えきった後には弊社からのささやかな”お返し”も待っていますのでぜひチャレンジしてみてください!

SDGs事業関連相性診断はこちら

【お仲間募集も年中無休でやってます】

弊社ではSDGsに関わる事業開発を進めていくにあたって、弊社のお手伝いをしてくださるお仲間を年中無休で募集しております。

職歴や学歴、性別は不問です。「まずは週末だけのコミットから...」というのも大歓迎なのでご興味ある方は、ぜひ下記のアンケートフォームからご応募いただければ幸いです。

TSUKURUお仲間募集アンケート

頂いた情報は、当社プライバシーポリシーに準じ、取扱いさせていただきます

* * *
この記事を書いた人は
aki(早稲田大学)

スキーをこよなく愛する


もしよろしければ、サポートも宜しくお願い申し上げます。 この記事を通して、貴方とご縁を頂けたことに感謝です(^^)/ 頂いたサポートは、発信させて頂くコンテンツの改善に活かさせて頂きますm(__)m