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企業がディスカッション集団と壁打ち!? 話題の『議論メシ』とSDGsについて議論してみた【SDGsの事例紹介も】

みなさんこんにちは!

先日、あるディスカッション集団「TSUKURUの事業やSDGsに関する新規事業の課題や可能性」について議論するイベントが開催されました。

その集団の名は…議論メシ』!

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TSUKURUにとっても初めての議論集団とのコラボレーションの様子と、
議論メシのサービスを受けた感想を、公開できる範囲でご紹介していきます!

①議論メシって?

みなさんは『議論メシ』を知っていますか?

名前だけ聞くと議論とメシ…?となりがちですが、いわゆる

「日々の議論をメシにするディスカッション集団」です。

「ジブンゴトの問いでつながるコミュニティ」というコンセプトで活動されているこの団体は、自身が関心のあるトピックについて様々な方と議論ができるサービスを提供しています(DaaS: Discussion as a Service)

ディスカッションパートナーとして活動されている黒田悠介さんが主宰をしており、希望する方は誰でも月額4000円で参加できるコミュニティで、
1ヶ月に20回ほどの議論が多種多様なトピックに関して行われているのだとか。

そんな議論メシメンバーの方々と、「SDGsの新規事業の課題や可能性」など、主にTSUKURUの『ジブンゴト』を約20名の方と議論をさせていただきました。


②なんと言っても参加者のバラエティがすごい

今回、議論メシからは18名もの議論メシメンバーの方々がTSUKURUの
『問い』を元に参加いただいたのですが、何よりも驚いたのが参加者の多様性(バラエティ)です。

大企業や自治体、ベンチャーや教育機関など様々な背景の方々が参加をされていたため、より多角的な観点からディスカッションが展開されました。

でも「逆に、参加者の幅が広すぎると議論が進まない。。」

なんてこともよくありますが、議論メシでは黒田さんという
「問い」のプロフェッショナルがホストとして議論に参加。
参加者が議論しやすいようにお題を「ジブンゴト化」してくれるんですね。

そのおかげもあり、ブレークアウトで少人数制に分かれた後も
各々議論が促進される
ようになっていました。(よくできてる。。)


③気になる議論内容とは…

今回、TSUKURUからはSDGsに関連する事業アイデアや事例、ソーシャルビジネス全般の悩みの種である収益化のポイントなど幅広く議論をさせていただきました。

しかし、お話した内容を公開することが事業の都合上厳しいため…(泣)
今回は執筆者の完全な主観によるイベントで話題に上がった個人的に面白いと思ったSDGs事例をご紹介させていただきます!

ドイツ・フライブルグ市の取り組み

フライブルクではマイカー(自家用車)規制がなされており、市の中心部にマイカーで入ることが禁止されています。

市民や観光客による渋滞や、大気汚染を抑制するために取り入れられたこの方策ですが、ヨーロッパなど世界中で、このような自動車を規制する動きやEVを促進する動きが見られています。

フライブルグでは、原子力発電によるエネルギーの割合を1992年時点での60 %から5 %以下へと減らすなど、再エネへの移行を着実に進めています。

参考記事

フライブルグ

こういった事例もヨーロッパでは特に多く見られており、日本においても見習っていきたいと感じました。

マルイ「みんなで再エネ」プロジェクト

マルイのエポス会員(クレジットカード保有者)が、簡単に再生可能エネルギー100%のへの切り替え申し込みを行えるサービス

簡単に申請が行えるのと同時に、CO2の削減量が見える化されたり、加入特典が贈呈されるなど、会員にとってもメリットがある設計になっているのだとか。

2019年には丸井グループは『第20回グリーン購入大賞』「再エネ普及特別部門」優秀賞を受賞するなど、グリーン化へ力を入れていることが伺えます。

エポスカード

オランダ発 MUD Jeans 「サーキュラージーンズ」

ジーンズ業界で初めての月額サブスクリプション型を取り入れたジーンズブランド。

初回登録料として29ユーロ(約3500円)を支払い、月々7.5ユーロ(約800円)でリースを行うというもの。そして1年間のリース期間終了後には、「古いジーンズを返却し新しいものと交換し、さらにリースを続ける」「古いジーンズをそのまま買い取り、自分のものにする」という、2つのオプションから選ぶことができる。

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このような、リサイクルされることを念頭において作られる製品はこれまで多く出ており、特にオランダ国内では、オランダ国内では洗濯機、コーヒーマシン、食器洗浄器、自転車などを月額制でリースするサブスクリプションモデルが広まっているといいます。

このようにグループごとに様々なSDGsの事例が飛び出し、それに対する意見も幅広く、情報への敏感性や、参加者の多様性の価値を感じました。


④議論メシのサービスとは!?

今回コラボレーションをさせていただいた『議論メシ』ですが、
この団体、なんと”無償”でこんなサービスをしているんです。
(相談したい企業は無償で一回議論メシサービスを受けられる仕組み)

自分たちの悩みに対して、コスト0でここまで情熱を持ってアウトプットをくれる(しかも外部の方々から)機会なんてなかなかないです。

今回お話しさせていただいた内容を細部まで公開することができないのが心苦しいですが、

もし、「現状で行き詰まっている」「何か新鮮なアイデアや視点がほしい」といった悩みをもっている方がいましたら、議論メシに一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

議論メシへのご相談はこちら


⑤最後に

議論メシメンバーのみなさま、この度は素敵なお時間をありがとうございました。

今回のディスカッションでのアイデアやアドバイスを胸に、SDGs(産学連携含む)事業開発・事業共創数のリーディングカンパニーを目指していきますので、またご縁があればよろしくお願い申し上げます^^

議論メシ集合写真

《画像提供》
・議論メシ
エコと生きる
PR TIMES
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この記事を書いた人は
毛利 乾太郎(Kenny)

コロナよ…終われ…と亡霊のように祈るこの頃

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