D・カーネギー「人を動かす」を読んで
こんにちは。インターン生のせっきーです。11月からTSUKURUでインターンを始めて、3ヶ月が経とうとしています。この3ヶ月の活動で、D・カーネギー「人を動かす」という本を読んだので、今回は気づきや感想をお話したいと思います。
「人を動かす」の紹介
この本は、4つのパートで構成されており、人間関係にまつわる30の原則が書かれている。その中でも、私がこれから行動に移したいと思った原則をいくつか紹介します。
「人を動かす」を読んでの気づき
パート1:人を動かす3原則
盗人にも5分の理を認める
重要感を持たせる
人の立場に身を置く
この3つの原則の中で、私が印象に残った思ったのは「1.盗人にも5分の理を認める」です。
たとえ犯罪者であっても、自分の行為を正しいと信じていて、正しいと思っていることに対して、批判・非難をしても無意味であり、状況をただ悪くするだけである。
「批判も非難もしない、苦情も言わない」相手を矯正するよりも、自分を治す方が危険が少ないからこそ、たとえ自分の方が正しくても相手を認める。
これを踏まえて、私は相手を批判・非難したくなる時があると思うが、その思いは一旦心にとどめて、相手を認めるという行動をしたいと思いました。
パート2:人に好かれる6原則
誠実な関心を寄せる
笑顔を忘れない
名前を覚える
聞き手にまわる
関心のありかを見抜く
心から褒める
この6原則の中で、私が印象に残ったのは「2.笑顔を忘れない」と「4.聞き手にまわる」です。
「2.笑顔を忘れない」は、笑顔は好意のメッセンジャーで、受け取る人々の生活を明るくするという強い効果を持っています。
私自身も、飲食店でのアルバイトをしていた時に笑顔で接客をするのとしないとでは、相手に与える影響は違うという経験をしたことがあります。笑顔は強力なコミュニケーションツールであるからこそ、人と話す時は笑顔を心がけて、無理にでも笑ってみることを意識したです。
「4.聞き手にまわる」は、”話し上手になりたければ、聞き上手になれ”という言葉を聞くと思います。人は自分の話を聞いてもらっている時はとても気持ちが良いものです。自分に興味を持ってもらうためには、こちらが興味を持たないといけないから、相手の話を遮って自分の話をしたくなっても、我慢して相手の話を聞こうと思いました。
パート3:人を説得する12原則
議論を避ける
誤りを指摘しない
誤りを認める
穏やかに話す
”イエス”と答えられる問題を選ぶ
しゃべらせる
思いつかせる
人の身になる
同情を寄せる
美しい心情に呼びかける
演出を考える
対抗意識を刺激する
この12原則で、印象に残ったのは「3.誤りを認める」です。
自分の誤りを認めることはすごく勇気が必要であるからこそ、認めたらある種の満足感が伴います。「自分がミスをした」と一旦下手にでれば、罪悪感や自己防衛の緊張がほぐれるだけでなく、相手も寛容になって、生じた問題の解決にも役立ちます。要するに、「負けるが勝ち」なのです。
これを踏まえて、誤りを認めることは怖いものではなく、自分を守ることに繋がるという意識を持ちたいと思いました。
パート4:人を変える9原則
まずほめる
遠回しに注意を与える
自分の過ちを話す
命令をしない
顔をつぶさない
わずかなことでもほめる
期待をかける
激励する
喜んで協力させる
この9原則の中で、印象に残ったのは「6.わずかなことでもほめる」です。
私達は他人から評価され、認められたいという願望があります。「褒めて伸す」のように、批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開くのです。どんな些細なことでもいいから、わずかなことでも惜しみなく心からほめるのが重要です。普段から褒めることをしないからこそ、相手の些細なことなどから褒めていきたいと思いました。
まとめ
はじめてビジネス本を読んだのですが、「人を動かす」という本は具体的な例を使っていて、とてもわかりやすかったです。この本から得た学びをこれから実践していきます。これから就活をするに当たって、生かせることが多く書いてあったり、社会に出ていく上で重要なことも書いていたりするので、就活生や22卒の方に読んでいただきたいです。
是非、D・カーネギー「人を動かす」読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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