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卒業制作への道 #01

入学して3年目。
ついに卒業制作に着手することになったので、卒業までの記録をつけていこうと思う。

実は卒業制作のテーマは入学当初から大きく2つの方向性でぼんやりと考えていた。

ひとつは「あたらしい伝統工芸(堺刃物)の提案」
もうひとつは「郷土玩具の復興」

言い換えれば、〈仕事に活かせること〉と〈好きなことの追求〉の2つの方向性。

どちらもやりたいことではあるのでちょこちょこ課題の題材にもしつつ、いろいろな可能性を探っていた。

そしていよいよ卒業制作のテーマを決めなければいけない段階にきている。

伝統工芸については3年次スクーリング「伝統とプロダクトデザイン」である程度やり切ってしまった感もあり、題材は郷土玩具でほぼ決まりかけている。
伝統工芸についてはある程度知識もあるので、保険として一応アイデアは温めておく。

郷土玩具といっても色々とあって、有名なところでいえば東北のこけしや会津の赤べこなんかがあるけれど、MUJIの福缶に代表されるように最近少しずつ郷土玩具ブームが起こり始めている。

毎年抽選になるほど人気の『福缶』


有名どころをいまさら取り上げるのもなぁ…という思いもあり、自分が郷土玩具にハマるきっかけとなった長野の「こっぱ人形」について調査することにした。

というわけで卒業制作のスクーリングが始まらないうちから早速調査のために長野まで行ってきたのだが、その話はまた次回。

乞うご期待。

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