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人は全員に好かれることなんてできない、それでよいのだ。

なんか相田みつを氏みたいなこと言い始めましたが、今回は漫画レビュー第8弾です。万人受けっていう項目は客観視してつけてるんですが、これが結構難しいところなんですよね~。

前回のレビューはコチラ

二次元のヤンキーは例にもれずツンデレであることを知れば、あなたもきっと虜になることであろう。
https://note.com/tsukurei/n/n1843b42af6a6

そしてこれまでのレビューをマガジンにしておりますのでコチラもどうぞ↓

漫画・アニメ[マガジン(なんでもつくるレイ)]
https://note.com/tsukurei/m/m49fe61032b52


この会社に好きな人がいます


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

大人向け  ★★★★☆

タイトルからわかる通りのオフィスラブをテーマにしたラブコメ。大人向けという項目で★つけてますのも、エッチという意味合いでのアダルトということではなく、内容的に大人の恋愛、というていでの大人向け、です。なんていうかラブコメだけど仕事との兼ね合いや、結婚に対してのあれこれなど大人の恋愛を最初の方から最後の方まで割とリアルにじっくり見せてくれる作品。総合的にもよく出来た作品で、テーマに苦手意識がなければ是非読んで損はないかなというところ。最初は社内恋愛しているところをまわりに隠して秘密でつきあうところがメインで描かれ、スリル(?)もありながらの展開。絵も古臭かったり劇画調でもなく今時な馴染みやすい感じだしキャラデザは魅力的。

★好きキャラベスト★

1位 早川静乃

もう一つのカップリング。特別見た目が好きとかではないけど、何故かかなりのお気にでした。年齢差を気にするお姉さんってのが自分の経験上とも重なったからなのかグッときましたねぇ。

2位 三ツ谷結衣

メインヒロイン。普通に可愛い。スポーティーな格好した時に主人公が悶えてましたが私もどストライクでした。

3位 辻ののか

この漫画は登場人物が全体的に魅力的なので3位以降は結構皆僅差で、佐倉さんも凄く応援してたし、出番限られてたけど三田主任の奥さんとかも好印象でした。辻さんは登場初期は全然なんともなかったけど、後半はしっかり話まとめてくれたのが良かったですね。



となりの布里さんがとにかくコワい。


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

コワさ   ★☆☆☆☆

レイのレビューでよく登場するヤンキーデレ系の一種ですが、これまたヤンキーでもなんでもないパターン。金髪含めた格好とがさつな口調からまわりから恐がられていたクラスメイトのラブコメ。
ただ、掲載誌が4コマKINGSぱれっとコミックスということもあり、これじたいは4コマではないのですが割とショートコメディ的なノリで1話1話はサクっと終わる感じ。メインヒロインが見かけによらず純情だったり本当はめちゃくちゃ性格が良いというのが見どころの一つで、徐々に交遊関係が広がっていきます。ほのぼの寄りなヤンキーデレ風ラブコメ。尊い。

★好きキャラベスト★

1位 布里 陽子

メインヒロイン。当然ヤンキー好きとしては好きなんですが特別断トツということでもなく、割と作品全体的にキャラは好き。

2位 河合 もも

よくいる、ヤンキーぽいヒロインを崇拝している妹分的なコ。

3位 前田 果朋

普通なのに普通にいい。こういう女友達がいたらいいなを体現したような感じ。

我妻さんは俺のヨメ


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

SF要素   ★★★★☆

随分前に1周読んだだけなのでだいぶ忘れちゃってる部分があり、シンプルなレビューしかできないですが、タイトルからはあまり想像し辛いSF系ラブコメ。主人公はとあるきっかけにより未来予知ができるようになり、同じクラスのアイドルである我妻さんと未来で結婚するという情報を得る。その情報から、なんとかヒロインと近付こうとしてアレコレ奮闘。タイムトラベルではないが、それ系お約束の未来干渉も度々あり、そこを主軸にしたラブコメです。桂正和先生のDNA2なんかが好きな方は特にオススメ。

キャラは忘れてるので割愛。

ドッペルさん


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

新感覚   ★★★★☆

イージーモードラブコメとうたわれてる通り、ラブコメには大なり小なり主人公が鈍感だったりすることが多いですが、これは相手の女のコのドッペルゲンガー(なのか幽体なのか何なのか)が何故か自分にだけ見えており、ドッペルゲンガーが本人に変わって、このコ君のこと好きだよって勝手にバラしちゃうところから始まります。もともと主人公はそのコに対して多分特別な感情はなかったのじゃないかと思いますが、それをきっかけに距離が縮まっていく…。とはいえ肝心のヒロインは普段好き好きオーラも全く出してないどころか、逆に照れや恥ずかしさからかうまくコミニュケーションがとれてないので、代わりにドッペルゲンガーが代弁したりするという展開が多く見られます。ドッペルゲンガーは本人と性格が結構違い、こちらはどんどん主人公と馴れ合っていくのもストーリー的に面白く、本当に発明。全3巻と短命な部類に入るのが残念だけど、ラスト近辺のまさかな展開含め、総じて素晴らしい作品です。キャラは少ないので割愛。



隣の黒木さんは飲むとヤバイ


総合    ★★★☆☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★☆☆
万人受け  ★★★☆☆

酔っ払い  ★★★★☆

タイトルの通り、酒癖がクソ程悪い隣の年上美人の黒木さんの色んな一面を知っていく主人公の観察記的ラブコメ。ラブコメ度としては高くなく日常寄りな部分が強いが、物語が進むに連れて徐々に進行していく。
酒癖が悪いと一言に言ってしまうと普通はあまりいい印象にならないことも多いであろう中、これはそれをギャップとして可愛さの一つとして描くことが主体なので、酔っ払い嫌いもまずは構えずに見て欲しい。

キャラは少ないので割愛。


花園さんちのふたごちゃん


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

ハーレム  ★☆☆☆☆

黒髪眼鏡の地味子風と、金髪ギャルの双子姉妹。その幼馴染主人公は地味子風の方を好きだけど、ギャルの方と恋人のフリをすることになり…?の双子ラブコメ&ニセコイ。要素的に万人受け満載といった感じですが、ヒロインは主にこの双子だけなので、なんかありそうな雰囲気でてますがハーレム要素はないので注意。キャラが多くない方だと思いますが、しっかり双子に重点的にスポットをあてた作品で、ラブコメとして高得点。
もちろんギャルの方のコ推しですが好きキャラは割愛。


ありがタイツ!


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★☆☆☆

フェチシズム★★★★★

全体的な★が高いのに万人受け2っていう珍しいタイプですがそれもそのはず、タイツフェチのタイツフェチによるタイツフェチのための漫画。まぁタイツフェチのため、というのはいささか大袈裟で、ノーマルな方ももちろん普通に楽しめるラブコメ(ラブ要素よりタイツ要素によるギャグというかコメディーメイン)です。タイツフェチな主人公は、過去にタイツフェチを公言したことにより周りにひかれてしまった人をみたことで、絶対にタイツフェチがバレないようにしようと心に誓っている。特に幼馴染の編美にバレるわけにはいかない…!しかし自身の自覚以上にタイツに異常な愛を持っているため度々変な行動や言動をしてしまい、ごまかしたりとりつくろったり。この異常さや博識ぶりなどが傍からみていて面白く、特にノーマルな方からは新しい世界をみているようでそういった面白さもあるかと思うので気構えず普通に見て欲しい。脇役もイカした魅力あるキャラもちょいちょいいて、思っている以上によくできた作品。もちろんタイツ描写も素晴らしい。
好きキャラはフラットなので割愛。


立花館To Lieあんぐる


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

ハーレム  ★★☆☆☆

ハーレムという要素をつけていますが、これはいわゆる百合ハーレムというやつで、主人公は女の子でヒロインも全て女の子。私も百合ハーレムというジャンルはあまり詳しくなく稀少価値は高いかもと思っていたり。この作品はその中でもアニメ化されたことがあるということで恐らくその代表格。
私は百合も好きでハーレムも好きだから百合ハーレムも好きなんですが、一般的な男性主人公のハーレム系が好きで百合は興味ない方がどう感じるかは正直わからないです。どちらかというと百合好きの方が重要かも。
高校進学にあたり女子寮的なところに入り、その中で色んな女の子との共同生活が始まる…。そこで再会した妹的存在の幼馴染、不思議ちゃんらとのアピールにあわあわしながらドタバタな日常のはじまりはじまり。

★好きキャラベスト★

1位 藤原 このみ

ツンデレ幼馴染。ツリ目。テンプレ的でいい。

2位 月城 優

ちょいヤンキー風なのと、Hな雰囲気。ただ2位以下は強いて。

3位 藤原 依子

ほんわか癒し系。


立花館To Lieあんぐる あふたー


総合    ★★☆☆☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★☆☆
万人受け  ★☆☆☆☆

奇想天外  ★★★☆☆

こちらは本編のスピンオフというかアフターストーリー的な作品で、最終巻の付録小冊子だったそうで、普通の単行本ではないが電子書籍だとこれだけ別に購入できたりするので一応レビューとしてあげました。内容じたいは概ね悪くなく、未来の話が描かれているのでファンにとってありがたい内容とは思うのですが、一箇所フィクションならではの「え????」とツッコまざるを得ない箇所があったり、なにより、数百円だして16ページしかないという同人誌か?という感じでこの点数。単純な1巻と想定して購入しちゃうと落胆しますので心の準備をしておきましょう。
好きキャラは割愛。


きみとピコピコ


総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

ゲーム知識 ★★★★☆

高校のゲーム部を舞台にしたラブコメ。ギャルだけどファミコンとか大好きなクラスメイトとゲーム部で一緒になって、一緒にゲームをしてどんどん仲良くなっていく。ラブコメ進行は緩やかで、毎回何かしらの実在したゲームをテーマにした回が出てくるので、日常系風だけども日常系とも若干異なり、ゲームにスポットがあたったコメディーといったところ。やったことあるゲームなら「わかるわかる!」とあるあるを楽しみつつ、やったことないゲームでも新しい発見や面白さを教えてくれるという、ゲーム好きなら間違いなく好きになれそうな作品。ラブコメ方面としては緩やかではあるが2カプがそれぞれ「それもう付き合ってるやん」を見せてくる安定の展開で強い。
好きキャラは少ないため割愛。



今回紹介した10作、実は紙ベースで読んでたものが2作だけで、他全部電子書籍とか漫画アプリなんですよ。ついにここまできましたか…。
そんなわけで振り返るのが簡単にはできないのも増え、中にはキャラの名前覚えてなくて…とかもw
しかも漫画アプリ系は1周しか読んでないのが多く、時間がたってるのは結構忘れてたりしていかんなぁと思いました。
では今回はこの辺で!

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