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「その空気、ホントに読まなきゃ、ダメなやつ?」の話

noteの人々は優しい人が多いように思うので……

実生活でも空気を読んで、発言したり、行動したりしている人が多いのではないだろうか……

気持ちは分かるし、私もまあ、割とそうだ。


30歳前後で

祖父を皮切りに、母、叔父と2年程のうちに、立て続けに亡くなった。

あの時は、もう毎月のように喪服を着ていた。

妹と

「何か……呪われてんのか?」

「マジで……そう思うよな」

そんなやり取りをしたっけ……


その時の妹との会話で、記憶に残っている事がある。


あれは、どなたの法事だったか……

自宅にお坊さんが来て、お経をあげた後、仕出しのお弁当を皆で食べたりする……

田舎の the・法事。

父が喪主で、勿論彼を中心に事は進む。

しかし、やはりそこから先の家事、雑務は私や妹が動く事になる。

お茶やビールを出したり、何やかやをしたりする……

面倒くさい、

誰にも褒められない恒例の

アレだ。


我々は空気をいち早く読み、人々の声に耳を貸し、テキパキと機敏に動いた(つもり)。

一通り仕事を終え、妹に尋ねる。

「大丈夫かな?」

「大丈夫なんじゃない?」

「イヤもう、どのような立ち振る舞いがええんか、分からん」

「かと言って、ぼーっとしてたら〇〇のおばちゃん(父の姉/スキル/口うるさい)に怒られそうじゃしな……」

「そうなんよ……」

「でもさ、私ら少し位ぼーっとして怒られて、迷惑かけても、いいんじゃない?」

「え?」

「イヤ……私ら、今まで迷惑かけんように、ちゃんとせんと、ってして来たと思うんよ。お母さんもそれは良く言ってたから」

「確かに」

「そんな私らが、この場でかける迷惑とかって、ほんの些細な物なんじゃないかなー」

「た……確かに!!」


あれはまさに……

目から鱗だった。

そして、その直後。

〇〇のおばちゃんがこう切り出す。

「あんたら!」

(うわ!何っ!?怒られる?)

ビクつく我々。

「よう働いて……大したもんじゃなあ!!」

(褒めるんかーい!)


思わず、妹と顔を見合わせ、笑ってしまった。

「な?」

「あー」


物心ついた頃から、30歳位まで、

「ちゃんとする」

「迷惑をかけない」  

を標準装備に生きてきたのだ。

もう……もう充分ではないか……

それ位に思って生きた所で、空気を読んできた我々がかける迷惑なんて……


たかが知れてる!(ハズ)



にゃんこ大戦争のにゃんこもこう言ってる。

ゲームをしてて、この台詞を言われた時にはマジでビビった……

(オマエ……何者だ!?)


心優しきnoteの人々。

こんな私と仲良くしてくれている、レアで優しく、懐の深き人々よ。

私は皆さんに、マジで元気で長生きしてほしい。

ストレスをためず

深酒をする事なく

安全運転をし

ギャンブルで首が回らんとかナシで。


その上で、

気が向けば投稿し、

気が向けばつくねの記事を読み

気が向けばコメントをしてほしい。


くれぐれも

無理、ダメ、絶対!!

よろしくおねがいします。







気が向けばサポートして下さると、大層嬉しいです!頂いたサポートは私自身を笑顔にする為に、大事に大事に使わせてもらいますゆえ、以後よしなに(๑•̀ㅂ•́)و✧