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「つくね、全力でイヤな予感がしたのに〜己の直感に従ったらヨカタヨ〜」の話

嗚呼
なんで
なんでなの
私の手からすべり落ちる
あなたは

掴んだと思ったのもつかの間に
絶対はなさないと誓ったのに
するりと私の指をすり抜けて

二度ともどらない
私の前に



下書きにしてたら……
一体全体、何の話だったんか……
もう忘れてるわ。
大丈夫かな、私は。
記憶を……

取り戻せ!

思い出しますので。


あー……
あー……

そう。


仕事中に、イヤホンして仕事してるんだ。

ラジオかわりに。
You Tubeを少々。

本日の現場に辿り着いて車を停める。

そこで取り出すんだ。


ワーイーヤーレースーイーヤーホーンー!


知ってるかなー……
(知ってるよ)
ワイヤレスイヤホン。
ワイヤレスイヤホンはなー

めっっっちゃ便利。
コードがないんよ?
めっっっちゃ便利。

周囲の音も聞こえるように片耳だけつけて……
音楽聞いてはノリノリ。
お笑い聞いてはニヤニヤ。


ところで。
私の手は毎日の清掃の仕事で指紋が薄くなり
ツルッツル。
ワイヤレスイヤホンを本体から取り出す事も
まあまあの難易度のクエストとなる程に
トゥルットゥル。

じっと手を見る。

(ツヤツヤテカテカの指先やわぁ〜)


本日もワイヤレスイヤホンを

つか……めないっ!!

スルっ。

「ああーーっ!」

車のシートベルトの差込口。

すうぅっと吸い込まれるが如く
落ちていく。
堕ちていく。


(やっぱりねー!)

絶望の淵へ落ちた貴方。


ちらっと見える。
こっちを見ている。

(ココに……いるよ……)

知ってるよーっ!

でもでも!
きっと!

ここで素手で立ち向かうとキミはアレやろ?
さらなる深淵へと堕ちていくんじゃろ?


(タス……ケ……テ……)


心の声が聞こえる……

あーもう!
はい、喜んでーっ!


「うぬぬ……」

差込口に手を突っ込んで……

スルルッ。


「ッアーーーっ!!!」


ワイヤレスイヤホンはいなくなった。

だからヤダっつったじゃん!


「くっそー!」


掃除機のほっそいヤツをつっこんで
吸い出そうとしてみたり……

手を最大限に細くして角度を変えつつ
つっこんでみたり……

ほっそい棒やペンチでグリグリしてみたり……

あらゆる行動を試した。


そして悟る。  
(っしゃ!無理ゲー!諦めよう)


こういう時に皆さんは……
どういう風に気持ちを切り替えますか?

ワタス?

ワタスは……

「くっそーぅっ!このバカチンがーーっっ!」

めっっっちゃ悔しがるね。
ふふふ……

感情を……

感じまくる。

コレ、とてーも大事だと思うんだ。

すると……

あー……
あーあ。

切なくなってくる。

で、ピンと閃くよね。

noteに書いてやるからな!
見とけよ!
何処の視点で誰に言ってんだろうね。

これが俗に言うアレか?

転んでもただでは起きない

アハー。
そんなんばっかり。
ウフフ。
いい話しちゃったわ。
(そうでもないかな)

皆さんの……
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