見出し画像

数字と向き合う、鬼の心をのぞいてみませんか。『数値化の鬼』

『数値化の鬼』読みました。

安藤広大さんの前作
『リーダーの仮面』はすでに読んでおりました。

私のリーダー人生において
度肝を抜くメソッドが盛り沢山に書かれており
感銘を受けた一作になっていました。


今回『数値化の鬼』が出版されたこと、存じ上げていました。
しかしながら、私は数学が苦手です。
「小難しい数字の話かな」
「きついな~、私に読めるのかな」
って思っていたんですね。

数式とか公式とか
ごめんなさい、全然わからないんです(涙)

しかしですよ。

先日、メンターの樺沢紫苑先生から
アドバイスをいただいたんです。

「ビジネス書の感想を書くのであれば、今注目されている本を書けばいいよ。『数値化の鬼』とかね」
って言われたんですよね。

もうやるしかないですね。
樺沢先生との約束(と勝手に私が思っているだけですが)
守るしかないですもんね。
アドバイスを受けた直後、購入致しました。


このタイトルだけ見るとですよ。
皆さんも嫌煙しませんか。でも大丈夫です。
数字アレルギーな私でも読めました。

「いやいやあなただから読めたんでしょう」
って思う方もいるかもしれませんね。
ですから、私がわかりやすく説明させていただきます。


まず「数字が鬼ってどういうことですか」っていう問題。

これはですね、
「数字から逃げる続けるのか。心を鬼にして向き合うか」
ということなんですね。

数字は自分に足りていないところを
明確にしてくれるんです。
「客観的に自分を見る」ということです。

仕事ができる人というのは
数字の大切さを知っています。

「数字に向き合わずに成長できる人は誰一人としていない」
と述べられています。

ビジネスの世界はどんなに一生懸命頑張っても
数字という成果が出なければ意味がないんです。


たとえば。
私の目標は
「文章を書いてほしい」
「文章の書き方を教えてほしい」
って思ってもらいたんです。

そのために何をすべきか。

「一生懸命やっていれば、必ず結果はついてくる」
「最近、上手な文章だねって言われる事も増えたし、きっといつか開花する」

そんなふうに自分を評価していました。

でも、これらは私の主観です。
記事のアクセス数や反応、フォロワー数。
これらの数字をを総合してみる。
客観視する必要があるということです。

目をつむっていましたね。
自分の記事に対して、何人の人が見てくれて
何人の人が反応してくれているか。

それって現実を受け止めるってことだからすごくつらいです。
だから一時は現実逃避してたかもしれません。


本当は文章を書きたかったけれども
音声配信を頑張っていた時期もあります。

楽しかったんですけどね。
それに精を出したからって
記事をたくさんの人に読まれるっていうことは
ありませんでした。

楽しければいい。
フォロワーの方と仲良くやればいいって
思ってたときもあります。

でも、原点に帰ると
やはり「私の文章を読んで欲しい」っていうところに行きつきました。


そんな時、先輩方からご助言をいただきました。
「とにかく記事を書くこと」
「今は質より量」だって。

これは本書にも同じことが書かれています。
誰よりも数をこなすことが
成功の秘訣だっていうことです。

私にとって
たくさんの記事を書くことが最も重要なのです。

本書ではこれを変数と呼びます。
変数自体どんなものか、全然思い出せませんが。

私の解釈で言うと「それをやれば伸びるもの」
という捉え方です。

ですから、たくさん記事を書くことにより
たくさんの人に見てもらえる、フォロワー数が増える
コメントや問い合わせも来るということですね。

本書を読んで、今までの変数は
的外れだったんだなって気づきました。

努力していかなければならない変数は
「記事を書くこと」だということを
再確認したんですね。


まずは Twitter の140文字に精を出すことにしました。
(note の記事を書くときは、長い文章を書かなければならないっていう意識が強くて。まずは、ハードルを低く)

これまでの 1日2投稿から3投稿へ増やしました。
まだ3日目ですが、1日5人増加のフォロワー数が
1日10人へ増加しました。

こうやって行動や結果に対して
数字で表していくと、正しい道に進んでいるかがわかりますね。

頑張り方が間違っていないのかっていうのは
はっきり言って、自分だけでは限界があります。
必要なのは「何が足りないかを求めること」です。


今回、樺沢先生に自分の足りないところを
教えていただけて本当に良かったと思っています。

足りないところを指摘されるのは、とても怖いです。
質問するのも「そんなこともできていないのか」って言われるんじゃないかって、躊躇していました。
(決してそんなことは言われませんでしたよ)

本書に書かれていました。

「しかし、何よりも『人の成長』を最優先に考え、一人一人の未来を考えた結果、『厳しく向き合うこと』こそが本当の人間味のあることなんだということは知っておいてもらいたいと思います。

『数値化の鬼』P287

仮にメンターから厳しく言われたとしても
数字から逃げず、伸び代のある人間でありたいです。
その覚悟ができました。

著書は、私と同じように、記事を書く方におすすめです。
是非皆さんも手にとって読んでみてくださいね。 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?