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「言葉にできない」ままで、いいですか?

コピーライター梅田悟司氏は
『「言葉にできる」は武器になる。』の著書の中でこう述べます。


「言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じである」と。


あなたの言葉は伝わっていますか。
PC、スマホで入力する時代。
絵文字、スタンプで感情を
表現しやすくなりました。


しかし、それだけで、あなたの感情は
すべて伝えきれているでしょうか。
どんなにテクノロジーが進化しても
過不足なく伝えるには、話す、書くは
切っても切れない存在なのです。


著者は「言葉は思考の上澄みにしか過ぎない」と述べます。


急に意見を求められて答えられないのは
考えていないからです。


いつも毒舌な返事をしてしまう人は
芸人さんを除き
そういう本音を持ち合わせているのでしょう。


反対に、技術を磨き
美しい言葉を並べていても
「口先だけ」「嘘っぽい」と思われかねません。


結局は「内なる言葉」を
磨くしかないということです。


さらに著者は
「つまり人間は、相手の言葉に宿る重さや軽さ、深さや浅さを通じて、その人の人間性そのものを無意識のうちに評価している」
と述べます。


あなたの言葉は
あなたの人柄そのものなのです。
あなたはそのつもりじゃなくても
周りはそのように評価します。


会話やメッセージのやり取りで
「この人、何も考えていないんだな」
「カチンとさせる言い方しかできない人」
と思ってしまうこと、ありませんか。
これが言葉の評価です。


また、私は自分の言葉に対して
「こんなに一生懸命考えたのに、ちっとも伝わらない」
「あれ、もっと共感してもらえると思ったのに」
と思うことがあります。
それは、言葉の軽さや浅さに問題があるのでしょう。


伝わり方のレベルには
①不理解
②理解
③納得
④共感・共鳴
の段階があると紹介されています。


私は、④共感・共鳴のレベルを目指したい。
本を読んで、感想を書くことにより
人生を変えることができました。


紹介した本を
一人でも多くの人に読んでほしい。
「私も感想を書いてみたい」
と行動に移せる人を増やしたい。


苦しむ人生から
幸せな人生にシフトしてほしい
と願っているからです。


この文章、あなたに伝わりましたか。
この文章は、私そのものです。
まだまだつたない文章です。


小手先ではなく
「内なる言葉」を磨いていきます。
「言葉」を「武器」にできるように。


もしあなたが「言葉にできない」人ならば。
この記事が「言葉にしたい」動機となれば
これ以上幸せなことはありません。


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