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看護師にとっては当たり前な「爪」事情


こんにちは。

前回の記事で
「看護師」を活かした情報発信をしていきたいと書きました。
そうしたら、早速メッセージをいただきました。

その職ならではの当たり前が、みんなの知らないコンテンツ 。
看護師さんは爪を長くしないよね。

とおっしゃってたんですね。

爪?
看護師は爪が短くて当たり前でしょう~
って思ったのと同時に
医療、介護の仕事に携わる以外の人にとって
当たり前じゃないんだなーって。

初めての方、申し遅れました。
私、本を読んで感想を書くのが大好きで、 得意です。
だから「看護師」×「読書」×「文章」で、記事を書いていこうと思います!

話は爪に戻りますね。
私の場合、爪は伸ばしません。
指から爪が出ないようにしています。
深爪ギリギリみたいな。

それはなぜかと言いますと
爪が、患者さんに刺さる危険性があるからですね。
注射、入浴介助、 食事の介助、寝返り、抱きかかえての車椅子介助
などなど、患者さんの肌と密接に関わることが非常に多いのがこの職業。
簡単に爪が刺さっちゃいます。

単純に痛いですし、引っ掻いてしまえば血が出ます。
免疫力の弱っている患者さんでしたら
感染を起こす危険性さえもあります。

未熟児の赤ちゃんを
お世話していたことがあるのですが
週数の若い赤ちゃんの肌って
本当にみずみずしいんです。

基本、赤ちゃん自体肌が弱いのですが
早産の赤ちゃんの肌は、さらに未熟なんです。
絆創膏を剥がしただけでも
出血しちゃうんですね。
そんな赤ちゃんに爪が刺さって
怪我を負わすなんて決してできないです。

だから、爪は絶対に伸ばしません。

でも、ごくたまに、すごーく
爪の長い看護師もいらっしゃいます。
「危ないから切ってね」 って
ひたすら言い続けるしかないんですけどね。
(毎度しんどい)

それと、患者さんからもクレームが来ます。
危険だなって思う方もいらっしゃいますし
看護師なのに爪が長いなんてと
 嫌悪感を抱く方もいらっしゃいます。

やはりイメージなんですよね。
脳科学者の中野信子さんによれば

外見の印象の悪さで実績は減点されてしまう
相手の求める人物像を目指すことが第一歩
(『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』より)

だということ。


どんなに気が利いて、注射が上手な看護師でも
爪が長いというだけで減点の対象です。

そして、看護師が求められているのは「清潔さ」
清楚で、優しくて、信頼できそう
というイメージを持ってもらうことが必要なんですね。

はっきり言うと、爪は短く、マニキュアは控えるということ。

好感度の高い外見を目指さなければならないんです。
それは美人であれとか、そういうのじゃないですよ。
看護師というイメージ
相手が好む身なりである
ということが必要不可欠ということです。

マニキュアも、ボロボロに剥がれてしまうと
異物混入の可能性があるのでできません。

でも、休日はネイルを楽しんでいる
看護師も沢山いました。
ネイルサロンに行ったんだよーとか
器用な方は自分で、とっても可愛くしてましたね。
不器用&面倒くさがりな
私にとっては憧れでした。

あとは、ペディキュア(足の爪のネイル)で
オシャレを楽しんでる方もいました。
靴下履いて、ナースシューズ履いちゃえば
見えないですからね。
(退勤時にサンダルに履き替え
ちらっと見えるペディキュアに
何度キュンキュンしたことか…!!)

私も、昨年退職して
ネイルを楽しんだりできるかなとも思ったんですけど
何もしない爪が結構好きなんですね。
公の場に出るときは透明とか
薄ピンクのネイルを塗りますけれども。
基本は地爪、爪が伸ばさない、ということくらいかな。

こんな感じで、看護師の当たり前について記事を書いていました。
看護師、看護師以外の皆さんは
爪やネイル、どうされていますか。
もしよかったら感想をいただけると嬉しいです!


▼こんな素敵な活動もあるのですね~▼



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