見出し画像

テクノロジーは音楽を最高にできるか

お久しぶりです、TMPの かずき です!

TMPのnoteで記事を書くのは2回目で、前回はふざけた記事を書いたので、今回は真面目なポエムを書こうと思います。
真面目なポエムなんて無いだろって思ったそこのあなた、正解です。
\1ポイント!/
(前回の記事↓)

ちなみに残念ながらこの記事はオススメの曲を紹介したりしないのでそれを期待して読んでる方にはごめんなさい。
あ、読むのやめないでください、なんでも思い通りになると思うな、我慢しろ。

さて、今回のポエムテーマですがタイトルにもあるように『テクノロジーは音楽を最高にできるのか』です。
詳しく言うと最近は科学技術とか発達してきて色んなものがデジタル化されて便利になって来たし、その影響が音楽を含むアートシーンにも見られるよね。でもそれって全部が全部いいことなのかな?って話です。

どんどん便利になるし今までできなかった演出ができるようになったりしていいことばっかりじゃん!と思う人も多いかと思います。
僕自身も大学で情報学について研究している身なので『テクノロジーの発展はすべてを良くする』という思想に染まってしまっていました。

そんな僕にぶっ刺さったのが少し前に行ったライブのMCでアーティストさんが言ったこんな言葉です。

「今回曲をリリースしました。サブスクもあるけどできれば歌詞カード付きの円盤を買ってほしいな。私は歌詞を手紙を書くみたいに一生懸命心を込めて書いてるのに、AppleMusicとかでカラオケみたいに無機質な歌詞の出し方をされると、なんでそんなことするの?って悲しくなっちゃうから。」

これには考えさせられちゃいましたね、どんどんデジタル化する世の中に対して嬉しく思わない人もいる事は頭では理解しているつもりだったんですけどね。

こういう意見の人達も便利になるのが嫌だとかITにアレルギーがあるとかそういう人は少ないと思っていて、テクノロジーが表現者やその受け手に悲しい思いをさせてしまう大きな要因は温もりの無さだと思ってます。

あんまりこういうことを言うと時代に則してない人間だと思われたりもしますが、電子書籍じゃなくてやっぱり紙の本がいいよねとか、メールよりも手紙の方が心が伝わるよねって話も同じでやっぱりアナログなものの方が温もりを感じるという事実はあると思います。
やっぱ生で聞く音楽っていいよねってみんな一度は思ったことあるでしょ。

少し難しい言い方をすると歌とかその他アートなどの多くは有機的(ここでの有機的は無機質の対義語の有機質な物の意味)で、創作者の個性や創作に至るプロセス,つまり人間味が透けて見える所も良さのひとつだと思っています。

そういった有機的な作品の表現媒体が無機質なデジタルデバイスに、テクノロジーによる画一的な表現になることで、元々あった温もりや個性を感じにくくなるんだろうな、と。

まるで賢いみたいな文章を書いてしまいましたがバカのフリして言いたいことをまとめると『LIVEの演奏とか手書きの歌詞から感じる人間味やぬくもりは最高だし大事にしたい!やっぱ生最高!でも僕は情報学とかを学んでるし、せっかく音楽とも少なからず関わりがあるからテクノロジーで音楽を最高にしたいとも思ってる!もうどうしたらいいかわかんないよ~!ぴえんぴえん!』です。

もちろんテクノロジーが音楽を最高にしているケースも沢山あります。
PerfumeのライブやMVなんかは光やレーザーの演出がうまくマッチしてイケてるし、SEKAI NO OWARIのライブ会場の演出をうちの筑波大の教員であり、メディアアーティストの落合陽一さんが演出して素敵な空間になってました。

身近な例でもYouTubeにもぶち上るフェスとかライブの動画はあるし、DJって実は機械で色々いじりながら音源を流してるものだし、我々のイベントのtonight!でもDJの後ろにあるVJはイケてます。

これらの共通点がどこにあるのかとか無機質さを感じさせないテクノロジーは何かとか考え始めればきりがないですし、長くなりそうなのでここでは割愛します。
みんなも考えてみて今度会った時か夢の中ででも聞かせてください。

長くなりましたが、これからもみんなテクノロジーと上手に付き合って音楽を最高にしていこうな!って話でした。
スマートフォンがあったかくなったりしたら素敵かな…?外で充電しながらポケモンGOしてから音楽を聴けばいい…ってコト!?ワァッ…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?