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前向きな言葉は時に人を傷つける

付き合いの長い友達から連絡があり、久しぶりに会いました。

最初は雑談から始まり色々とお互いのことを話している中で「私、今年の2月に癌だとわかった」と衝撃の告白がありました。

今は手術して癌を取り除くことができましたが、まだ30代になのに癌になることに驚きを隠せません。

また今回、手術が難しいところにできてしまい、手術で失敗すると最悪死の可能性もあるとお医者さんに言われたとのこと。。。

手術をするかどうかを決めるのも早い方がいいとは思うけど、自分は死ぬかもしれないと思うとすぐに手術するとは言いにくいものです。

そんな手術をするかどうかものすごく悩んでいる状況の中、友達が他の人からもらった励ましの言葉の中で傷ついた言葉がありました。

それが、「その辛いことはあなたにとって何か意味があるものだから負けちゃダメだよ!手術やろう!」という言葉。

私はそれを聞いた時、「死んでしまうかもしれないのに、、、そんなに言うならあなたが代わってよ」と思ってしまいました。。。。

友達も似たような気持ちで、さらに「励ましてくれるのは嬉しいけど、励ましを言ってくれた人は癌じゃないからそう言えるんだ」と言っていました。

「その辛いことはあなたにとって何か意味があるものだから負けちゃダメだよ!」

多分自己啓発で学び続けている人が思わず出た言葉なのかなと感じました。またシチュエーションを変えたら使える言葉だと思うけど、相手はまだ手術するかどうか悩んでいる中で今回は相手の気持ちをもう少し察して控えるべき一言だと思いました。

人は相手に行動を決められるのを心の底では嫌っているので、背中を後押しするなら相手が手術する覚悟を決めた後です。それまでは、相手の話を聞くことに注力したり、また相手との思い出話をしていきます。相手にとって大切なものを尊重することが相手の背中を後押しすることにもつながるのだから。。。

どんなに良い言葉だと思っていても使う時を間違えると相手を傷つけてしまう言葉になるので、私も気をつけようと思いました。今回大切なことを学んだ気がします✨


それにしても周りの方が癌になるのが多いです。。。仕事が忙しくて人間ドックを受けないという方もいるので、これからできるだけ受けてもらうように話をしていこうと思います。

大好きなあなたの命を守りたいから。

にょろはあなたの健康を心からお祈りしてます。

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