94円の国際交流
私は手紙を書くことが好きだ。
でも周りの人に直接手紙を書くのは、なんか小っ恥ずかしい。
小っ恥ずかしい理由の一番の原因は身近な人に書く時、日本語で書かなければいけないことだ。
気持ちを表現したい時、日本語で書くとなぜだか恥ずかしくなってしまう。
自身が日本人で主要言語が日本語であるが故に言葉が伝わりすぎてしまう。
自分に。
私は韓国語を勉強していて、日常生活程度の会話ならできる(と思っている…)
これが不思議なことに、ハングルで手紙を書くと自分の気持ちが素直に表現できる。
まだ日本語ほど身近ではないからだろうか。
ハングルは10種類の基本母音と14種類の基本子音を組み合わせて文字にする。
感覚的にはアルファベットにようなものだ。
私も勉強する前は、◯や□のような図形に似た文字だな、全く読めない、読める気がしないと思っていた。
しかし勉強を始めると母音と子音を組み合わせ、且つ組み合わせ方法もパターン化している為、慣れれば非常に分かりやすい。
覚えれば応用は簡単なので、誰でもある程度勉強すれば手紙を書く程度までは到達できる。
分からない単語や表現は翻訳機で調べれば出てくる。
手紙は書く相手がいないと成り立ちにくいがそこは問題ない。
今の時代、SNSで外国の人たちといくらでも繋がることができる。
私もハロートークというアプリで仲良くなった韓国人の友達と文通のやりとりをしている。
友達に対して手紙を書く時も、日本語なら少し気恥ずかしくなる表現でも韓国語であればスラスラ書けてしまう。
もちろん受け取った側は、ちょっと粋な表現使いやがって恥ずかしい!!
と思っているかもしれないが…笑
手紙も送り先が韓国なら94円分の切手を貼って、ポスト投函しても1、2週間後にはしっかり届く。
いつでもどこでもメールですぐ送れる時代に、誰かに送った手紙がちゃんと届いているだろうか、いつ届くかなと思うのは新鮮な気がする。
そう思ってしまう人間にいつの間にかなってしまっている。
今は外国語が韓国語だけしかできないが、落ち着いたら英語と中国語も習ってみたい。
今日も韓国の友達に手紙を送ろうと思う。
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