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「若いうちに〇〇しておいた方がいいよ」系のアドバイスには基本的に全部乗っかるのがよさそう

常に「今の自分に見えている景色は、ものすごく狭いものである」という認識を持つのが重要だと思う。

高校生の自分が中学生の頃の自分を振り返ると「あの時もっとこうしておけばよかった」と思うだろうし、今大学生の自分が高校生の頃を振り返ると「ここらへんはもっと上手くできたな」と反省できる点は無数にある。

これを踏まえると、きっと2〜3年後には「大学4年生の時もっとこうしておけばよかった」と感じるだろうし、5〜6年後には「社会人1〜2年目の時はこうしておけばよかった」と性懲りもなく反省しているんだろう。永遠ループだ。

しかしながら、未来の自分が「ああしておけばよかった」と反省していることを、今の自分が先回りして理解することはできない。今の自分が見えている景色は、未来の自分が見えている景色よりも狭いだからだ。

高校生の頃の自分に
「いいか、部活も勉強も学校行事も、1つ1つを大切にしながら過ごせよ。良い意味で後先考えずに、今に没頭できるのは高校生くらいまでだぞ。」
なんて言ったところで、高校生の自分は「説教くさいこと言ってるなあ」としか思わないだろう。

このような過去の経験を踏まえると、「今の自分に見えている景色なんて、限られたごく一部である」という前提の上で、行動を設計した方がいい。

シンプルに『「今のうちに〇〇をやっておいた方がいいよ」と言われたことは全部やる』とルール化してもいいかもしれない。

「若いうちにたくさん本を読んでおいたほうがいいよ」と言われたらたくさん本を読む。「体力のある若手のうちにいっぱい仕事した方がいいよ。20代で生まれた差は30代になってから絶対に取り返せないから。」と言われたら20代でいっぱい仕事をする。

20代の自分が「20代で生まれた差は30代になってから絶対に取り返せない」が本当かどうかを確かめる術なんてない。

狭い景色しか見えない自分が「このアドバイスって本当に意味あるのかな?」と考えたところで、納得する答えが出るわけもない。だから腹落ちしなくても、とりあえず信じてやってみる。

自分は「今の自分が見える景色の中から最適解を出そうとする」「腹落ちしないと行動に移せない」癖があるので、なんとかそれを打破したいなーと思っている所存です。がんばるぞ・・・!




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