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【 視覚支援 】 がなかったら、私は発狂するかも知れない。

こんにちは〜。月子です。
さて、今回もまた「視覚支援」についてです。例の如く、どうやって視覚支援をするかとか手法の話ではなくて、気づきのお話を。


コレもそうだな…と、最近気づいたものがありました。

スーパーに行った時のこと。お会計が終わり、サッカー台で袋詰め。エコバッグに買ったもの詰め終えたら、カゴを片付ける。

『少し前に店員さんが、カゴ置き場に重ねられてたカゴを回収していったな…』と思ってカゴ置き場を見ると、1つだけカゴが残っている。

これが視覚支援。

置くもの(カゴ)が実物で置いてあるから、悩まずに、その場所に重ねられる。空のカゴをどうしたらいいのか、利用者に説明しなくても、分かりやすくしてあるんだよね。

過去には、カゴが1つも置かれておらず、置き場のパイプだけがある状況に遭遇したこともある。『あれ?ここに置くんだっけ?ここに置いていいのかな?』と過ぎった記憶が。普段は置くべき実物がそこにあるから、無意識に行動できていたんだと思った。 





視覚支援って特別なものじゃ無くて。
日々の生活で、私たちが当たり前に使ってるものの方が断然多い。

駅で電車に乗る。
そんな時に。

「何時何分に、どこ行きの電車が、どのホームで」


「○番線の表示、色分け」


「並ぶ場所も、色と足形で視覚的に」


「駅の名前、進む方向、前後の駅名」


「トイレには、男、女、多目的がわかるマーク」


「改札の↑(矢印)、タッチする場所のICマーク、進入禁止マーク」


乱暴に言ってしまえば、
これらは全て視覚支援。

ある日突然、これらが無くなったら、私は発狂してしまうかも知れない。人々は怒声を発しているかも知れない。安心して外を歩けないかも知れない。そう言った類のものなんだよね。




視覚支援って障害者のためのもの・・・?


chat GPTさんに
「知的障害者の視覚支援について教えて」と聞いてみた。
その時の回答がこちら。

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知的障害者の視覚支援には、理解しやすく、情報をわかりやすくするためのさまざまな方法やツールがあります。以下にいくつかの例を挙げます。

  1. ピクトグラムやシンボル

    • 視覚的にわかりやすいシンボルや絵文字を使用して情報を伝える方法です。公共の案内標識、トイレや出口の表示、緊急避難経路の案内などに使われます。

  2. 簡易化されたテキスト

    • 短くて簡単な文章や言葉を使用して、情報をわかりやすく伝える方法です。難しい言葉や複雑な表現を避け、平易な言葉で説明します。

  3. 視覚的なスケジュール

    • 絵や写真を使って一日のスケジュールを示す方法です。時間の流れを視覚的に理解できるように、活動を順番に示すことで、日々の予定を把握しやすくします。

  4. カラーコーディング

    • 色分けを使用して情報を分類し、視覚的に整理する方法です。例えば、教室や職場での道具や資料を色分けして整理することで、どこに何があるかを理解しやすくします。

  5. 写真やイラスト

    • 実際の写真やイラストを使用して、物事の概念や手順を視覚的に示す方法です。例えば、料理の手順を写真で示すことで、料理の過程を視覚的に理解しやすくなります。

  6. 視覚的な指示カード

    • 具体的な指示や行動を示すカードです。例えば、「手を洗う」「座る」「片付ける」といった行動を視覚的に示すカードを使うことで、指示を理解しやすくします。

  7. タスク分析シート

    • 複雑なタスクを小さなステップに分解し、視覚的に示すシートです。各ステップを順番に示すことで、一つ一つの行動を理解しやすくします。

  8. 多機能タイマー

    • 視覚的なカウントダウン機能を持つタイマーで、時間の経過を視覚的に示します。これにより、活動の開始や終了のタイミングを理解しやすくなります。

  9. 視覚的な強化ツール

    • ステッカーやシールを使用して、達成したタスクや行動を視覚的に記録する方法です。これにより、達成感やモチベーションを視覚的に強化します。

  10. アプリやデジタルツール

    • 視覚的なスケジュールやピクトグラムをデジタル化したアプリケーションです。スマートフォンやタブレットを使用して、情報を視覚的に整理しやすくします。

これらの視覚支援は、知的障害者が日常生活や学習、仕事において情報を理解しやすくし、自立した生活を送るサポートとなります。

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(この回答が全部正しいかは置いておいて・・・(爆))


挙げられた10の事柄の多くは、私が普段から慣れ親しんでいることじゃん・・・。

私たちにとって分かりやすい形で当たり前に提供されていることなので、改めて「支援?」って疑問を抱くことがないだけで、視覚によって理解を助けるって意味では、毎日活用している物だと思うんですよね。

使う人たちが分かるような表現にするって部分は変わらない。ただ、それを個別化する必要があるっていうのが、障害者のための視覚支援なのかなぁと思うのです。

特別なことじゃないの。ちょっと形態が変わるってだけなの。

まぁ、現実は・・・個別の関わりは、手間だし。面倒だし。「分かる」にたどり着くのも大変だし。なかなか難しいですけどね。

と、思いながら、海月くんの視覚支援を進める月子でした。


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