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旅行記「7月7日7周年」


7/6〜7/7の2日間、岐阜県高山市へお出掛けして1泊して来ました。
コロナ禍での旅行は色々と思うところもあります。制限も多いし、こんな時期に県を跨いでええんか?という気持ちもゼロではない。高速道路にある電光掲示板の「不要不急の外出はお控えください」という言葉を見かけるたびに少し後ろめたい気持ちになったり。

でも7/7が交際記念日の私と彼氏にとって、次に7が揃うのは70年後…と考えた結果「いやもう死んどるし次はないな」という答えが出たので、思い切って行くことにしました。その記録です。(8000字超)



7年前に彼氏からお付き合いしましょう、という旨を告げられた日も、小雨の降る日だった。曇天の中くるくるとまわる小さな観覧車の中で私と彼氏は恋人同士となった。

それ以降、大体記念日というのは雨が降っている。気持ちの良い快晴だったのは、3年記念に福井県の敦賀に行ったときくらい。あとは曇りか雨ばかりだ。
「織姫と彦星もこれじゃあ全然会えないね」
と彼氏に言ったら
「いや会えるやろ、星は雲よりずっと上にあるやん」
と返って来たので驚いた。たしかに……!


名古屋から高山までは車で2時間ちょっと。途中ひるがの高原SAで休憩した。10時に出発して高山に到着したのは13時前だった。


ひるがの高原SAは山の上の方にある。雨も降っていて結構肌寒かった。20℃くらいかな。
お手洗いに行っておみやげコーナーをぶらぶら見たあと、小高い丘になっているところに登った。景色がよく見えるかなと思って…

わくわくしながら登ったら、

建設途中の駐車場がよく見えた。

地味な絵面だ…

もうちょっと近くで山肌を感じられるものだと思っていた。
曇っているし「意外と全然だな」と言い合ってすぐに降りた。そのうち駐車場が完成したらもっと間近に見られたりするのかな〜


このあと車に向かって歩いていたらめちゃめちゃショッキングなことが起きた。

車のバンパーの下、↓の画像だとこの矢印で差している隙間の網状の部分

ここにスズメが挟まっていた。

私は最初見たとき羽根のまだら模様がきのこの裏側の筋みたいなやつに見えて、きのこ生えてきた!?と思ったんですよ。梅雨だしなあって。
でも2秒くらい見てたらなんかこう、細い枝分かれした爪楊枝みたいなのが2本出ているわけですよ。そこで初めて「足」を認識したんですね。
(ショックすぎて突然早口になるオタク)


言葉を失っている私に彼氏は「どうしたん」と声を掛けてくれたが、あまりにショックすぎて「鳥」としか返すことが出来なかった。
頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ彼氏、指を差し「トリ…トリ…」と繰り返す私。ホラー映画だったら2人くらい死んでいる状況。
たった2文字の情報量で理解出来ないのは当然だ。言葉が出ないってこのことか〜!と冷静な自分もいた。


指を差した方向を怪訝な顔で覗き込み、しばらくして状況を理解した彼氏は「フードコートから割り箸取ってくるわ!」と建物の方面に歩いて行った。
でも「木じゃない箸しかなかった…」と言ってすぐ戻って来たのには笑ってしまった。エコの時代ですから…

その後「木の棒探してくるわ!」と丘の方に歩いて行ったのを見送り、私は車内にあるティッシュを取りに行った。手で掴めないかな?と思って。
小さい生き物が死んでいるのがグロい、かわいそう、という気持ちよりも、思いがけない状況に出くわしてしまったことにショックを受けていた。私は予定外のことにとても弱い。パニックともちゃんが発出してしまった。

少し経ってから彼氏は長い棒を持ってこちらに歩いて来た。勇者が剣を携えて戦いを挑んで来るような雰囲気があった。
しかし、それは棒というより茎に近くてすごくふにゃふにゃだった。全然スズメを掴めない。
力なく空振りする長い茎を手にした彼氏が「クソッ!掴めんがや」と言うのを聞いてまた笑ってしまった。コントかな。
彼氏はいつも真剣なんだけど、こういうちょっと抜けているところを愛おしいと思ってしまう。この状況をどうにかして私の不安を取り除きたいという気持ちは伝わっていますよ…


結局私がティッシュ越しに掴んで丘のふもとあたりに持って行って埋めた。穴は彼氏が掘ってくれた。
いつから挟まっていたのかはわからないけど、高速走ってるときにぶつかっちゃったのかな。

小学生の頃、道で潰れたカエルとか轢かれた猫とかを目ざとく見つけては、素手で掴んで道路脇に埋めて手を合わせていたことを思い出した。周りにいた同じ学校の子どもたちはそんな私を遠巻きに見ていた。
虫以外なら結構何でも触れることが出来ていたなあと思う。大人になった今、衛生観念が発達してしまったようで、素手では無理でした。念のため手を洗ってSAをあとにした。


それからしばらく死んだスズメのことを考えてどんよりしていた。
不安は口に出して誰かと共有すると少し軽くなる、という経験則を生かして、
「いつからいたのかな?」
「私みたいに鈍臭いスズメちゃんだったんだね」
「スズメもびっくりしたやろねえ」
と彼氏に話し掛けていた。彼氏は私のパニック癖を分かっているので、多少茶化したりしながらもちゃんと受け答えてくれたので良かった。

彼氏が「フードコートで鶏ちゃん(という名の岐阜の郷土料理)食ったあとじゃなくて良かったな」と言っていたのが面白かった。丘に登る前にフードコートのメニューを見て「鶏ちゃんうまそ〜!」と言い合っていたのだ。
死んだスズメを葬ったあとは鶏ちゃんを食べる気力も起こらない。結構な空腹感があったのに、SAを出てからは食欲がすっかり落ち着いてしまった。

普段鶏肉ばっかり食べているのに、自分の車に当たって死んだスズメのことを考えて鬱になるのは完全に人間のエゴだなあと思う。同じ鳥類だし、命の重さは変わらないだろう。
でも彼氏が同じように落ち込んだりするタイプの人間ではなくて、あれやこれやと笑いを取る方向に舵を切ってくれる人で本当に良かった。


お昼ごはんは高山に着いてから高山ラーメンを食べよう!と計画していた。
事前に色々と調べまくって、駐車場が広い、レビューが好評、写真が美味しそう、という理由で選んだお店で食べた。

ラーメン(中華そば)は小・並・大盛りから選べる。
欲張って並盛りにして餃子とチャーハンも半分ずつ食べたらお腹いっぱいになってしまった。小で良かったな…

高山ラーメンは大体こんな感じの細麺あっさり系中華そばが主流のようで、すごく懐かしい味がした。小さい頃、家のそばに屋台のラーメン屋さんが時々来ていたけど、それによく似ていた。
餃子もチャーハンも美味しかったな!昭和の味という言葉がよく似合う。


晴れていたら飛騨の里という屋外施設に行き、昔の高山の暮らしぶりなどを拝見しようと計画していたのだが、生憎結構な雨が降っていたので諦めた。
チェックインの時間にはまだ早い13時半頃。2日目の朝に予定していた飛騨高山レトロミュージアムに向かった。

こういうレトロ系施設、結構色んなところにあるけど、私も彼氏も大好きなのでわくわくする。

彼氏は数年前に昭和ブームが起きて、部屋にタバコ屋さんの什器を置いていたこともあるし、米を脱穀する昔の機械が欲しいと言っていたこともある(何で?)。アンティークとかビンテージとかそういうものが大好きだ。

いつも疑問に思うのは、彼氏は若干潔癖なところがあるのに、ということ。昔のものは色んな人々の手に渡り、物によっては虫が湧いたりすることもあるだろう。そういうのは大丈夫なのか?といつもその矛盾に戸惑う。あんまり関係ないのかな。
本人に聞いても「それとこれとは別」と言われるので、きっと明確な判断基準が自分の中にあるのだと思う。そういうこだわり方はなんとなくわかる。


中に入ると薄暗く、所狭しとレトロな物たちが置いてあった。入場料は700円。JAFの会員証の提示で5%引きになる。

2階に上がると友達の家に来たみたいな感覚に襲われた。畳にスーファミ、めっちゃ似合うな〜!

マリオカートとストⅡを対戦した。全然操作方法を覚えていなくて、とりあえずガチャガチャやっていた。それだけでも楽しいしめっちゃ盛り上がる。ゲームってすごい。任天堂ありがとう。
彼氏は普段ゲームを全くやらないので、出来るのかな?と心配したのだが、意外とちゃんと操作していて驚いた。小学生の頃はよく遊んでいたらしい。


これは昔ながらのマッサージチェアに座っているときの視界。
昔の銭湯によくあったマッサージチェアが2台並んでいて、1台はなんと手動だった。電動の方を彼氏はすごく気に入ったようで「メルカリに出てないか探しといて」とまで言っていた(自分では辿り着けないインターネット古代人)。


幽遊白書のスーファミソフト、昔持ってたわ〜!当時は蔵馬推しでした。


今回は食べなかったけど、給食が食べられるコーナーもあった。昔のゲームセンターにあるゲーム機を順番に遊んだり、卓球やエアホッケーをしたりした。
彼氏は何でも要領を掴むのが上手いので、すぐにさらっとこなしてしまう。私は鈍臭くてすぐ負ける。それでも結構遊べて楽しかった。

私たちの他には20代前半と思しき若者のカップルが何組かいた。若い世代の人々はまた違う気持ちになるんだろうな。


その後は近辺をぶらぶら歩いて、
「キャッチ(東海ローカルの夕方の情報番組)でいつも見る赤い橋だ!」
と沸き立ったり、近くの酒蔵で彼氏のお父さんへのお土産を買ったりした。彼氏は酒蔵オリジナルのエプロンを買っていた。
それを着けてごはんを作ってくれる日が近い将来やって来るといいな!


16時過ぎにホテルにチェックイン。
ごはんは外に食べに行く予定だったので素泊まり。1泊1人3500円くらい。
部屋も広いしベッドはシモンズのマットレス、風呂トイレ別。フロントの人もめちゃめちゃ親切だった。
最上階には男女それぞれの大浴場と、予約不要の家族風呂が4つあって全部温泉。すごく良い宿でした。

平日だし全然混んでいなかったから、晩ごはんを食べて帰って来たあとに彼氏と一緒に家族風呂に入れたのも良かった。お隣さんのファミリーの声が丸聞こえではありましたが…
微妙な小雨がぱらついていたけど、温泉でぽかぽかになったので全然寒くなかった。温泉はええな〜


晩ごはんは地元の居酒屋を予約して行った。私はカルピスソーダ、彼氏は地酒で乾杯。

ずっとお酒を控えていた彼氏ですが、最近ちょこちょこウィスキーなどを飲んでいるらしい。「ナッツ食べると飲みたくなっちゃうんだよね」とのこと。
でもこの日も2合しか飲まなかったので大分成長した!以前の彼氏だったらビールとハイボールと日本酒5合は飲んでいた。三歩進んで二歩下がる、水前寺清子の教えに則ってのんびりいきましょう。

私はジュースをこのところずっと控えていたため(飲み物でカロリー摂取するのがもったいなくて)、旅行のときくらいいっか〜!と大好きなカルピスソーダにした。
久々に摂取したらめちゃめちゃ美味しく感じる。やはり我慢は大事…と思い知った。この一瞬のためにまたダイエットに励もう。


飛騨の郷土料理、じゃがいもの赤ちゃんと味付けした豆腐と漬物の煮物(?)。
私は漬物が食べられないので豆腐を多めに食べた。じゃがいもの赤ちゃんは昔祖母が作ってくれた煮物みたいな甘じょっぱい味がした。
これまでは旅行といえば海鮮が楽しめるところに行くことが多かったから、山のごはんは新鮮だった。たまには良いですね。


これはメリメロ焼きというやつ。鶏と豚の色んな部位をごちゃ混ぜにして焼いたもの。
これすごく美味しくて、ごはんくださ〜い!という気持ちになった(注文した)。


大好きやげん軟骨と鶏せせり。昔はタレ一択だったけど、年を取ると何でも塩がうまい。


最後に注文した軟骨唐揚げ。軟骨って美味しいよね。
肉を詰め込み過ぎて最後はかなり苦しかったけど、先月までかなりストイックな食生活をしていたのでとても満足した。

なんか鶏肉ばっかり食べているな…。スズメショックのことはこのときすっかり忘れていた。人間なんてそんなもの。


この日は食べすぎて妊娠何ヶ月!?ってくらい腹が出ていた。思わずマタニティフォトっぽいものを自撮りしてしまったほど。腹の中身はほぼ鶏肉ですが…
旅行が終わったらまたガッツリダイエットをしようと思っていたので、ここ数日の異常な食欲は気にしないことにした。AB型の合理性(???)。


昔の話をしたり、どうでもいい話をたくさんして楽しかった。
彼氏は私の人生で一番長く隣にいる他人だ。お互いの良いところ悪いところを大体理解して、それを受け入れて、同じ未来を見ることが出来るってすごいことだなと思う。
彼氏は私の一番の理解者だとは思わないけど(逆も然り)、それくらいの距離感でいた方が時々新しい発見もあるし、私には合っている。
適度な緊張感がある方が私は自分のことを良く見せようと頑張れるので(ダイエットとか)、100%安心感で出来ている関係よりも自分のことを好きでいられる気がする。もちろん彼氏のことも。



インスタグラムなどでよく見る、誕生日や記念日に装飾するダイソーの風船を使ってみたくて、3つ買って持って行った。
1つは膨らますのに失敗して萎んでしまったけど、7月7日だからまあええか!と2つ並べて撮った。彼氏は「何それ!?わざわざ持って来たの!?」と若干引いていた。笑
こういうのは自己満足だから何でもええんよ…


アルバムは日曜日に行ったコストコで買ったナッツと共に渡した。コストコのナッツを買わなかったことをずっと悔やんでいたのを思い出して。どんだけナッツ好きなん!?(かわいい)

アルバムは「情報量多いな〜」と言いながらも「ここ良かったよね〜」「この写真ウケるね」などと楽しんでもらえて良かった。ここ数日の頑張りが報われました。


日付が変わった瞬間は風呂上がりで、彼氏は10分200円のマッサージチェアの上だった。レトロミュージアムにあったマッサージチェアの方がしっくりきたらしく、逆に体が痛くなったと言っていた。
5分経ってから私も乗ってみたけど、たしかに力が強すぎる気がした。そしてなぜか腹を壊した…。多分食べすぎた上に変なツボを押してしまったのだろう。

部屋に戻ってから彼氏の背中を揉んであげた。いつもは何やかんやと注文を付けて来るのに、この日はすぐに静かになった。寝たな…と思った。
顔を覗き込んだら「寝てないよ」と言っていたけど、その30秒後にはいびきが聞こえて来た。寝とるやん!

私はいつもの3倍量の眠剤を入れてもなかなか寝付けず、2時くらいまで記憶がある。


シモンズのベッドに寝てみたいな〜!と思っていたのでこのホテルにしたというのもあるんだけど、実際寝てみて普段寝ているニトリのマットレスとの違いはそれほど分からなかった。
微妙な違いが月日を重ねてから体に響くのだろうか。


1日目の内容の半分くらいをスズメショックで埋めてしまった。それくらいショックだったんだ…
あのスズメ、ちゃんと土に還れたら良いな。



2日目の朝は7時半頃起きた。
朝の記憶はあまり無い…眠剤のせいで……

9時過ぎにチェックアウトして、商店街のそばの駐車場に停めたあと、近くの喫茶店で朝ごはんを食べた。

モーニングセットはコーヒーか紅茶+トースト+ゆで卵と、なぜかジュースが付いてくるスタイル。トマト、オレンジ、牛乳から選べたので私は牛乳、彼氏はトマトジュースにした。

落ち着いた雰囲気でのんびり出来てすごく良かった。
彼氏はコーヒーが美味しい美味しいと言いながら、コーヒー豆を買っていた。

商店街は開いていないお店も多かったけど、全体的にレトロな雰囲気がして好きな街だな〜と思った。高山は良いところだな…


高山には酒蔵がいくつかある。試飲も出来るということなので、酒蔵をまわりつつぶらぶら歩いた。
平日の午前中、全然観光客もいないし静かでのんびりしていて最高だった。色々悩んだけど、今の時期に来れて良かったなと思った。

天気も少しずつ晴れて来た。高山は標高が高いせいか名古屋のようなじめっとした暑さではないのも良かった。


セブンイレブンもなんとなく落ち着いた色合い。ホテルのそばのエネオスの看板も茶色だったな〜
街の景観に配慮しているのでしょうが、高山の人が都会に出たとき目がチカチカしたりしないのだろうか…という余計な心配をしてしまった。


歩いて行けそうな酒蔵は全部まわった。お酒(お父さんへのお土産)やグッズを買ったりしたあと、資料館や博物館などにも行った。建物が古い場所はそれだけでわくわくする。

彼氏は古民芸屋さんで行灯を買うかめちゃめちゃ悩んでいた。すごく素敵な行灯だったし、私も良いな〜と思ったけど、今じゃないなという気がして「よく考えな…」と伝えた。
今買っても部屋を圧迫するだけだし一緒に住んでからまた良いのを探しに来ましょう、と言ったら納得していた。縁があったらまた出会えるよ。


お土産屋さんに寄って家族に渡すものなどを買うと、時刻は13時半をまわっていた。思った以上に高山を堪能してしまった。
2日目は白川郷に行って帰ろうと計画していたのだが、今から行ってもきっとまわりきれない。のんびり帰りつつ、郡上八幡で降りて何か食べよう、ということになった。郡上は私も彼氏も大好きな町なので…


郡上に着いたのは15時前くらい。
この橋から眺める景色は最高だな〜といつも思う。郡上は空気がすごく綺麗で澄んでいる。水が綺麗だからかな。

昨年8月に来たときも通常時より閑散としていたのだが、この日は夕方が近かったこともあり、まじで誰もいなかった。店も全然開いていないし、ごはんどころではない。


彼氏は郡上八幡のご当地キャラクターのGJ8マン(さくらももこさんが描いている)がお気に入りで、CDやグッズを買うかめちゃめちゃ悩んでいた。ちなみにCDは昨年も買い、その後売却している。
買うか迷ったときに値段で悩んでいるならやめた方がいい、それがいくらだったとしても欲しいなら買えばいいさ、とアドバイスをしたところ、冷静になったらしく諦めていた。郡上は意外と近いし、どうしても欲しいならまた来ればいいさ…


彼氏はお金があればあるだけ遣ってしまうタイプの人間だ。私も昔そうだったので気持ちはすごくわかる。
でもあとから「また要らんもん買ってまったな…」というのも彼氏の口癖で、そのあとに売ったり捨てたりする手間を考えたら最初から買わない方が良いのでは?と常々思っていた。

私は昨年部屋を断捨離しまくり、経済的な観念の見直しをはかってから浪費がほとんどなくなった。買い物をするときには捨てるときのことを考えるようにしている。
彼氏もそうなってほしい、とは言わないけれど(彼氏が稼いだお金なので好きに遣ってほしい)、頑張って働いて手に入れたお金が結局無駄になるくらいなら、長く使えるものをよく考えて買った方が良いのではないかと思う。

それを少しずつ伝えて来て、最近は彼氏も買い物をする前に一呼吸置くようになった。
衝動買いで得たものは結局そのときの感情でフィルターが掛かっているから、日が経つごとに軽視してしまう傾向が私にはある。物もお金も大事にして、一緒に快適に暮らしていけたら良いな。


いつも買う肉屋さんが唯一開いていたので、醤油フランクを買って食べながら歩いた。かなり時間が経っていたらしくめちゃめちゃ硬かった。
それもみんな良い思い出だ…


中途半端に胃に何か入れると余計お腹が空いてしまうというのが世の常というもので、帰りに関のSAに寄り唐揚げを買って食べた。
私も彼氏も鶏肉が本当に大好きだな〜と思う。唐揚げは裏切らない。


名古屋に着いたのは18時前くらい。
「8年目もよろしくお願いします」
と言い合って解散した。


2日間あっという間だったけど、ずっと行きたかった高山に行けて良かった。次はどこに行こうかな〜
8年記念日は世界がもっと明るくなっていると良いな。


最後かなり駆け足になってしまった。来年の私のために記録に残しておく。


おわり


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