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無職から有職へ


最近知った言葉の中で一番恐ろしい言葉…

無 限  責 任 社 員


こわすぎ!!!

これは頭を抱えて眠るねこです



そんな私も5/1に開業届を提出し、ついに職を有する者となってしまいました。

これでもし職質や街頭インタビューをされても
「行政書士事務所を営んでおります」
と言える。
「今働いてなくて…」
と答えたあとの相手の「あ、やべ」という顔に一抹の申し訳なさを抱かなくて済む。

でも無職生活は楽しかったな、何の縛りも無く己の自律心のみで生活が維持されている感じが…



とはいえ、今も無職の延長線上にいるだけなので、不安定な無職綱渡り生活に弱々しいロープが1本張られただけの状態だ。

1本目の仕事は運良く親族が与えてくれたものの、今後どうやって食い繋いでいくかを試行錯誤していかなくてはならない。
実務経験なし、人生で一度も正規雇用された経験なし、睡眠時間毎日合計10時間の社会不適合者がやっていけるのか?


そこはまあやってみんとわからんよね、ってことで、今後とも生温かく見守って頂ければ幸いです。
色んな人がいるよね〜
この人に比べたら私なんてまだ全然マシだわ〜
くらいの感じでよろしく!



そういえば先日の記事にも書いた簿記3級ですが…


最初は4/30の受験予定で申し込み、4月下旬になり「ヤバイ…」と焦って5/10に予定を変更。
簿記の勉強が嫌すぎて一旦距離を置いたものの、なんと夢にまで出て来てしまった。
まさに悪夢というやつだ。

夢の中の私は「簿記…やだな……」とずーーーっと思っている。
これは小中学生時代に「体育…やだな……」とずーーーっと思っていた記憶とかなり強めにリンクしてしまう。
私は体育の授業(と体育教師)が苦手すぎて毎回過呼吸を起こし、小児精神科に通っていた女である。

このままでは病むな…
そう思った私は寝起きに勢いで簿記のネット試験をキャンセルした。


このとき、深夜2時である。
その後もなかなか眠れず、なんとか寝付いて起きたあとも無意識で簿記の仕訳アプリを開いていたが
「そうだ、キャンセルしたんだ」
と我に返った。
そして4つくらい入れていたアプリを全部消した。


もう!簿記の勉強しなくて良いんだ…!!
仕訳しなくて良いんだ……!!!
精算表を前に頭を抱えなくて良いんだ………!!!!

めちゃめちゃ軽くなった。


私にとって簿記は過去のトラウマを掘り起こす、悪霊のようなものであった。
母譲りの負けず嫌いも、簿記には歯が立たなかった。

「自分で決めたことはやり通さないと気持ち悪い」

なんて言っておきながら、サクッと捨てられるようになったのも成長のひとつだと思っておこう(ポジティブ)。


これは単純に相性とか向き不向きの問題である。
民法のこともずっと苦手だったけど、民法は向き合えば向き合うほど理解が深まり、最終的には満点でゴール出来た。
しかし簿記とは仲良くなれそうな見込みがなかった。
ただそれだけのことだ。

仕訳の知識はある程度付いたし、あとは会計ソフトが自動計算してくれる。
わざわざ自力でやらなくていい。
年間1万円ちょっと払って契約しているのだから、計算くらいは甘えても許されるであろう。


娘が「いつか受けるかも〜」と言っているのでテキストと予想問題集は保管しておこうね。



これはいつ食べてもめちゃめちゃうまいHARBSのミルクレープ


先日、世間がゴールデンウィークの真っ只中のときに娘と栄に行く予定があった。
娘とは別行動をすることになっていたため、久しぶりに占い行くか〜!と予約して行ってきた。


私は半年に1回くらいのペースで占いに行く。
「占い」というとスピリチュアルムード満載だが、私はただのカウンセリングだと思っている。
初対面の相手に自分の情報(生年月日や氏名など)を与えて、統計学に基づいたデータから

「あなたはこういう人間で、今はこういう時期です。今後こういうことに気を付けた方が良いですよ」

というのを教えてもらう。
私は人に相談するということが大の苦手なので、全然知らない人にお金を払って話を聞いてもらう、ということでそのあたりをカバーしている。
自分の前情報がある程度蓄積している友人や家族が相手だと、どうしても相手の主観に偏ってしまうからだ。
私が欲しいのは客観的な意見である。

民間のカウンセリングなども受けたことはあるが、それだとどうしても相手の姿勢が「傾聴」に寄ってしまうので、私が頑張って喋らなくてはならない。
私は喋るのも苦手だし、対面で自分の話をするのも苦手だ。
適度に相槌を打ちながら、占い師の客観的意見を聞いているとき、これってまじでカウンセリングだな〜と思う。


「占い」を「占い」だと思っていないので、当たる当たらないは全く関係なし、占い師と相性が悪いな…と感じたときは、どんなことを言われてもすぐ忘れる。

それでも最近はあまり相性の悪い占い師には出会わなくなった。
これは占いジャンルを選ぶときに「霊感」というワードを排除したためだと思われる。
「霊感」というワードが入っている占い師は、どうしても傾聴モードに入りがちである。
「霊感タロット」「霊感占星術」なども同じだ。
こちらが頑張って喋らなくてはいけない…

逆に、このワードが入っていない占い師の場合だと、データを基に時間いっぱい早口で喋ってくれたりする。
しかもその内容は全部私の話なのだ。
めちゃめちゃ褒めてくれたり、こういうところは気を付けた方が良いよね、と教えてくれたりする。
そして値段は民間のカウンセリングより安い。
そりゃ占い行くよね!という話。


これまで仕事が、というより「労働」という行為そのものが嫌いだったが、今回は初めて仕事運を見てもらった。

開業した時期もバッチリ、行政書士は適職、今年蒔いた種は来年追い風が吹いて大きく育つからコツコツ営業頑張って!とのこと。

30分で予約したのに、あれもこれもと話し込んでいるうちに足りなくなって延長、合計70分という長丁場になってしまった。
まさにカウンセリングである。
それくらい話しやすくて相性が良い占い師だった。

終わったあと、とてもすっきりした気持ちでテナントが入っているビルを後にした。
相性が悪い相手だと、ぐったりしてしまう。
その日は久々にまとめて長時間眠れたのも良かった。

これは占いのあとに食べたサラダ


思えば昨年の今頃、当時の勤め先に
「6月いっぱいで退職します」
ということを告げた。
それなりに長く働いていたので、軽く引き留められたりもした。

しかし年明けから母の不調を理由に休みがちになったり時短勤務を申し出たりしていたため、致し方ない…という雰囲気を醸すことが出来、スッと辞めることが出来た。
母のおかげで前職を辞めることが出来たと言っても過言ではない。


それでもその頃は母の体調を第一に気遣いながら生活をし、母が担っていた家事をやりながら時短といえども働き、更には勉強までしていて、目の前が真っ暗、というよりは薄ぼんやりとしていた。

「来年の今頃、何やってんだろ…」

と考えることが多かったな。
行政書士試験の勉強は再開したばかりでまだ全然頭に入っていない状態、勉強の仕方すらも身に付いておらず、とりあえず机に向かうために憲法の書写をしていた日々。
1年前の私に言いたい。


ちゃんと行政書士になって開業してるよ〜〜〜!!!


1年前の私が聞いたら泣いちゃうな、きっと。




ここに載せるか迷ったけど、コツコツ営業するのが大事だなと知ったので…
事務所のインスタグラムを開設しました。
HPは準備中です。

インスタグラムからの集客は見込んでおらず、名刺代わりになれば良いかな〜くらいの温度感でやっている。
めちゃめちゃ猫被っていて自分でも笑ってしまう。
学校でも職場でも、新しい環境に飛び込むときはみんなこうなるやろ…きっと……



そしてこちらも貼っておこう。

事務所名を頂いたPlastic Treeの曲が2012年に発売された曲だと知ってびっくり。
もっと最近かと思ってたよ。
良い曲だよね〜としみじみしてしまい、最近はずっとプラの曲を聴いている。


今日も事務所でプラを全曲シャッフルしながらインスタの投稿画像を作った!
趣味の延長みたいな作業でも、コツコツ続けていけば仕事に繋がるかも…
と思いつつ、インスタグラマーの方々は毎日延々とこの作業やってんのか〜!と尊敬してしまう。

こういうのもきっと慣れだからね…
週2〜3回更新出来たらいいな!という感じでがんばります。


以上、無職から有職になった者の日記でした。


おわり

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