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踏み込み温床づくり
2024年2月10日(土)、有志による「踏み込み温床」づくりを行いました。
今回は材料や手順を記録しておきます🌞🌱。
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【踏み込み温床とは?】
我が家では主に、野菜の育苗やサツマイモの伏せ床に踏み込み温床を活用しています。
「踏み込み温床」は、落ち葉やわらなどを微生物が分解するときに発生する温熱を利用する昔ながらの育苗方法です。地域にある様々な有機物を利用するうえに、使い終わった材料は堆肥につくりなおして、翌年以降活用することができます。(文章は野菜だより2021.1より抜粋)
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【主な材料】
材料
発酵資材(⇩) 枠(⇩)
〇広葉樹の落ち葉 〇竹
〇もみがら 〇ひも
〇米ぬか 〇稲わら
〇水 〇被覆資材(雨や冷気除け)
※枠はコンパネ、断熱材、古畳などで代用できます。
【作り方】
手順
①竹や稲わらを用いて「枠」をつくる。
②広葉樹の落ち葉ともみがらを枠に入れる。
③ホースやジョウロなどで水を満遍なく加え、水分を60%程度に調節。
※手で強くぎゅっと握り水がわずかに滴る程度。
④米ぬかを加えて、フォークなどでムラなく混ぜ合わせ、踏み固める。
⑤「②~④」の作業を繰り返す。
⑥完成後はシートなどで覆い養生する。1週間ほどで温度が安定したら使用可。
30~35℃の低めの温度で長続きさせるのがコツ。
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基礎は真竹を組んだもの。藁の編み方は農家さんによって様々。
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広葉樹の雑木林はまさに宝の山です。
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今回は軽トラ6杯分の落ち葉を使いました。
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昔は木の板で屋根をし、太陽が当たる昼間だけ屋根を外していたんだろうと思います。
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【ポイント】
ポイントはずばり「材料の体積比」と「水分量」!
〇「材料の体積比」
材料は身の周りで手に入るものを使いますが、「落ち葉や刻んだ稲わらなどの炭素資材」と「米ぬかや鶏糞などの窒素資材」の割合を10対1(または1以下)に調整します🌾。
我が家では、軽トラに軽く山盛り1杯の落ち葉に対して米糠1/2袋分を混ぜています。
〇「水分量」
落ち葉には大量の水をかけますが、おおよそ全体の水分量が60%前後(手でぎゅっと握って水がようやく滴るくらい)に調整します☔☔
春先の寒さや風から苗を守ってくれて、使用後はミネラルたっぷりの腐葉土になる踏み込み温床🍂
ぜひお試しください!
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2024.02.14
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