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コストコからの卒業

カナダに来てすぐの頃、よく買い物に行っていたコストコ。
義母が家族会員のカードを作ってくれたことがきっかけで、家から10分のところに店舗がありアクセスが良いことや、私がまだ他のスーパーのことを良く知らなかったもあり、週に1回食料品の買い出しに通っていました。

が、ここ1年は地元のスーパー中心に切り替えていて、もう余程の機会がない限り行かないだろうと思います。1シーズン1回行くかどうか。

どうしてコストコで買い物をすることをやめたのか。

1:節約にはならない

コストコの生鮮食品の質はとてもいいです。
特にアボカドは大きくて美味しいし、牛肉も種類が豊富で質もいいです。

それでも、安いものだけではないし、大容量のため1つの商品はそれなりの価格です。商品数が少なくても100ドルの壁はあっという間です。

1週間に1回買い出しに行って、このような理由からできるだけ品数を抑えて購入しても、使い切るのに苦労したり、同じものばかり食べなければならなかったりします。これだと炊事も全く楽しくなかったです。

2:安く買う必要性を考えるようになった

地元のスーパーをメインの買い物場所とした今でも、コストコの商品が恋しい時があります。それは、オーツと豆乳です。

我が家では夫が体を鍛えていることや健康のために毎日野菜や果物を入れたスムージーを飲んでいるのですが、それに必要なオーツと豆乳はコストコがダントツ安いです。

しかし、最近よく考えるのが”これって安く買う必要ある?”ということ。

オーツや豆乳のように我が家で毎日使うものは、ストックがたくさんあると便利ですが、家にあって当たり前の商品は、本当にあって当たり前なのでしょうか。

健康のためとはいえ、生産者さんがいて成り立つ商品である以上、当たり前のようにある商品に感謝することを忘れてはならないよなと、今更ながら深く考えています。そして、自分が支払えるだけの量を消費することが大前提であるとも。

そうは言ってもコストコは、電化製品も豊富で質の高い商品が厳選されているので安心感はあります。商品の返品や交換もしてもらえるので、近所にこういうお店があると助かります。

必要な時に、必要なものだけ。
何事も当然などないのだから、慎ましやかに暮らそうと自分を戒める日々です。


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