人間関係でのすり合わせと棲み分け
こんにちは!メンタルコーチつきのです。
6月が始まって雨模様の日が少し増えてきた気がします。
梅雨が近いのでしょうか?
私はSNSで爽やかな彩りの紫陽花の写真を見て、和んでおります。
人間関係で悩んだ時に、今日のテーマがヒントになればと思います。
なんかしっくりこない、ストレスフルだと感じた時。
「そもそも相手の望みは何か?」という「望みのすり合わせと棲み分け」について考えてみるといいかもしれません。
望みというと、相手の欲求とかにもなると思いますが、
ここでは「関係性」のお話をします。
平たくいうと、
相手は上下関係という力関係がある関係を望んでいるのか。
対等な友人のような関係を望んでいるのか。を観察、分析する。
もっと言えば、力関係はあるけれど親しみやすい関係を望んでいるのか。
対等な友人関係を望んでいるけれど、あなたにリーダーシップはとってほしいと望んでいるのか。などなど。いろんな例えば浮かびますが。
こちらが相手と親しくしたいと思っていて、対等な関係を望んでいても
そもそも相手は自分の面子を立ててくれて指導に従ってくれる関係を望んでいる場合。。。
2人の望みは合致しないので、
その関係はお互いに違和感を感じるものとなるか
どちらか一方が我慢する関係などになってしまいます。
で、
望みのすり合わせ方法の一つとして
「対応でいたい」
「自分の言うことを聞いてほしい」
と伝えるのってかなりハードルが高いですし、そもそも現実的ではないように私は思います。
コミュニケーション方法のコツで
「私はーされたら悲しい」
「私はーされたらうれしい」と伝える
アイメッセージのアサーションというものがあるのですが、
それほど親しくな相手にこれをするのが抵抗があったりして難しいこともあります。
もちろんアサーションはとても有効だと思うので否定しているわけではありません。
ここで、私の考える望みのすり合わせは、
相手といる時は相手の望む自分でいるけれど、
自分の希望通りの関係を築ける相手を他に探す=棲み分けをする
という意味でのすり合わせです。
妥協と言ってもいいかもしれませんね。
相手に無理強いもしないし、自分にも無理強いをしない。
相手に合わせているときは「相手の望みに合わせてあげている」
とはっきり認識していればいいと思います。
自分の意思で、摩擦が起きないように合わせている、好きでやっていると思えば
シンプルでそんなにストレスもないのではないかと思います。
主体的にそれを選んでいる自分を自覚する。
すり合わせと言いましたが、
こちらだけが合わせていて相手は合わせる気がないということはよくあります。
それでも、自分が相手に「可能な範囲で」合わせようとしたことは立派なすり合わせだと思います。相互に合わせていなくてもです。
棲み分けも、良い意味での妥協の一つで、
望む関係性が無理な相手にずっと無理な期待をし続けるのをやめて、
望む関係性を築けそうな相手を探したり見つけて、
実現しやすい人と理想の関係を目指すとストレスは少なくなります。
どうしても、この人とこういう関係が築きたい。
という気持ちがある時もありますし、その気持ちはとてもよくわかりますが、
そういう時に考えてみたいのが
「その関係がお互いにとって幸せなのかどうか」
ということです。
こちらが望んでいても相手が望んでいないのだったら、
その理想は自分も相手も苦しめるのではないか?
そんな風に立ち返って考えてみるのもいいかもしれません。
少し苦しい作業になるかもしれませんが、
よければ参考にして、お役立ていただけたらと思います。
ちょっと汗ばむ季節に入ってきました。
着るものに困る季節、頑張って乗り切りましょうね!
つきの
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