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【出産レポ②】LDR室での待機時間

外来の診察で「入院して良し」と
GOサインをもらい、
いざ産婦人科病棟へ。

(出産場所としてその病院を選んだ理由は3点。
「施設の新しさ・清潔感」
「飯が美味い」
「家から近い」
 母乳育児とか母子同室とかには
 全くこだわりなく、
 無事に産まれたらそれで良し
 &自分の快適さを優先。)

LDR室という
陣痛室と分娩室と出産後の休憩室も
兼ねているいい感じの部屋に通され、
脇のソファに荷物を置く。

お産用の浴衣みたいな服に着替えて
一通りの説明を受け、
分娩監視装置をつけ、

(赤ちゃんの心拍とお腹の張りを測る機械。
妊婦健診のときにはNST=ノンストレステストって呼ぶけど陣痛始まると子宮にバリバリストレスかかってるから呼び名が変わる。)

助産師さんから
「赤ちゃんが元気か確認できたら外して
 ご飯にしましょうねー」
と言われる。

朝イチ病院に到着後、
外来〜PCR検査〜整形外科
(お腹のお子がでかめなので
産道通れるか骨盤のレントゲンを撮った)
と連れ回されお昼過ぎになっており、
おなかぺこぺこ。

しばらくのち昼飯が運ばれてきた。

右上におわしますのは、
お、おうなぎ様!!!

あたい、がんばる。きっとがんばれる。
元気においしくむしゃむしゃ完食した。

食後、助産師さんに連れられ
病棟内の案内がてら
お産を進めるための散歩。

「まだ動けるうちにシャワーを浴びましょうか」
と言われ従う。
シャワー室も非常にキレイでにこにこの私。


LDR室に戻ると再び機械を装着された。

「ちょっと赤ちゃんが
 しんどいサイン出してるので、
 やっぱり付けたまましばらく
 様子見ますねー」

狭っこい産道に丸2日間も
頭ゲキトツさせてるんやから
お子もそりゃしんどかろうよ…

って、ちょっと待って?

分娩監視装置は
胎児版心電図検査みたいなもので、
お腹にジェルを塗って
チョコパイみたいなサイズ感の機械を
置いた上でサポーターで
くるっと固定させる。

機械から伸びたコードは
モニターに繋がっている。

つまり……

これじゃミラクル陣痛逃し姿勢ができひんやないか!!(゚д゚lll)


でもお子の生存確認はせないかんし
背に腹はかえられぬ…

陣痛が来るたび
お尻に拳を押し込み代用とする。
結局テニスボールあった方が良かったな……


平常時は水風船のように
たぷたぷした感触のお腹が、
陣痛とともに子宮が収縮し
ガチガチに硬くなる。
なんなら変形する。

モニターを見る限り、
陣痛が来てる間は
お子の心拍がやや落ちるらしい。

18時頃、夕食が運ばれてきて食べる。
陣痛食とかいって食べやすいおにぎりや
サンドイッチみたいなのを出してくれる
産院もあるらしいけど、
フツーの定食形式で出てきた。

昼食がっつり食べてから
まだ大して時間経ってないし
各皿味見程度に食べて終了。

謎の手書きメッセージがついてた。


20時くらいまではまだ
スマホを触る余裕があった。
実家で待機中の夫とLINEで雑談。

会話を読み返すと、
LDR室の感想を述べたり
リモコンの位置を聞かれて教えたりしていた。

21時過ぎにようやっと破水。

助産師さんを呼んで報告し、
抗生剤を飲まされる。
この時点で子宮口は7cm。

本来ならこのタイミングで
入院でも良かったんだろうけど、
陣痛が長すぎて私の精神が持たなかった。
入院して安心してリラックスしたから
お産が進んだ、と思うことにする。

そこからお産本番って感じの
マジの痛みが始まる。
今まではマジじゃなかったことが驚き。
つづく。

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