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【店主の独り言】黒い私を認める

私は二面性のある人間です。
私の7割くらいはナチュラルなものが好きで、白っぽい天然素材の服を着て、本を読んでおとなしく静かに暮らしたいのです。
でも、残りの3割は闇的なものに魅かれるし、好戦的で過激な面があります。
だからといってどちらも演じているわけではなく、やっぱり自分なのです。

クラッシック音楽が好き。でも、ハードロックのエレキギターの音も心底好き。
図書館に通って静かなところで本を読むのが好き。でも、ロックのライブで叫んでいるのも好き。

大半を占めるおとなしくて自然派の私は嘘ではないけれど、ずっとそれで暮らしていける感じでもないのです。
黒々とした私はトラブルを起こすことが多いし、ずっと見ないように出さないようにして生きてきたけれど、これを否定して押し込めるとどこかで爆発してしまうのです。

一番いいのが、そういう私がいることを認めること。
認めて秘めて大切にすること。

私が振り回されてきたようにきっと、自分の中に白いものと黒いものを飼って生きている人はいるのだと思うのです。
けっこう苦労していませんか?
突然キレる人と言われたり、表裏があると言われたりしませんか?

表裏なのかもしれないけど、どっちも自分ですよね。どちらか嘘ってわけじゃないんです。どちらにも強く惹かれてしまうのですよね。

境界の魔女と名乗っているのは、異世界と現代社会の境界にいることと共に、私の中の境界のことでもあるのです。
剣と魔法の国、魔法の持つ黒いイメージに魅かれるものがある方、そんな一面を解放しにいらしてください

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