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しるたの#1日本の伝統芸能は面白いpart1

こんばんは、Itsukiです。

しるたのは、「知ることは楽しい」をコンセプトにさまざまなことを雑多に紹介するマガジンです。参考文献も紹介しますので、興味を持った方は是非読んでみてください。

第1回目は「日本の伝統芸能は面白いpart1」です。日本の伝統芸能の面白さを何回かに分けて、書いていく予定です。伝統芸能のなかでも能、狂言、歌舞伎について触れていきたいと思います。

日本の伝統芸能といえば?

歌舞伎、能、狂言…日本には多彩な伝統芸能があります。音楽、工芸品、演劇、舞踊などに分類され、その中でさらに色々な種類に分かれています。

私が最初に興味を持ったのは狂言でした。学生時代に「棒縛り」と「蚊相撲」の狂言を観て、面白いなと感じました。それまで、狂言というと、昔の演劇を理解できるのか、と思っていました。難しいイメージもありました。しかし、昔の演目だからといって理解できないわけではなく、時代を超えた面白さが伝播し、現代人にとっても面白いのが、狂言だったのだと感じました。狂言師の野村萬斎さんはこのようにおっしゃっています。

私どもの家では「笑いを取る」という言葉を好みません。人間がたくましく生きる姿を一生懸命に演じる。一生懸命にやればやるほど、おかしくなってくるのです。-「野村萬斎のWhat is 狂言?」より

狂言が面白いのは、クリーンな笑いだからです。登場人物の滑稽な間違いを、馬鹿にしたり卑下したりせずに、笑いを取る。これが誰も傷つかないクリーンな面白さです。

狂言について調べるうちに、段々と能や歌舞伎にも興味を持つようになりました。能楽の曲を元に狂言が作られたり、歌舞伎が作られたり、切っても切れない関係ですが、それぞれに違った面白さがあります。元の話と比べてみることも、楽しさの一つです。


伝統芸能は楽しい

伝統芸能の面白さは、歴史、話の内容など一言では言い表せない面白さがあります。しかしながら、一つ言えることは、「見ればわかる」ということです。元も子もないのですが、鑑賞する前に色々と勉強しなければならないと思うことで、「難しい」という先入観から、興味を持てなくなってしまうこともあると思います。鑑賞する前に、知っておいたほうがより楽しめることもありますが、大体の能や狂言、歌舞伎などの伝統芸能は、ストーリーが大変わかりやすく、観れば理解できる内容になっています。


おすすめ本

「野村萬斎のWhat is 狂言?」野村萬斎

株式会社檜書店

いくつかおすすめの本があるのですが、今回はこの本をご紹介いたします。写真も多く、大変わかりやすい内容になっているので、はじめて狂言に触れる方にもおすすめです。


伝統芸能は難しくない

というわけで、伝統芸能は難しくない、むしろ面白いので、多くの人に興味を持ってほしいなと思います。今後のしるたので、能、狂言、歌舞伎について詳しく紹介していきたいと思います。


しるたの初回は伝統芸能について書きました。今後は伝統芸能だけでなく、他の項目も同時進行で紹介していくかもしれませんが、記事は分けます。

それでは、ここまで読んでくださいましてありがとうございました!




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