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小さなわがまま

浄謙寺がまたまた新たなチャレンジしてる
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浄謙寺は、広島県は芸北という広島市街から車で約2時間、
島根県との県境にある中国山脈の町にある、
私の親族の浄土真宗のお寺さん。

幼少期から、毎年冬は兄妹で親族巡り。
スキーと除夜の鐘突き、お年玉をもらいに行くのが楽しみでした。


叔母である坊守さんが「イタリアン精進料理」をはじめたのは2008年。
過疎化が進む町の未来を考えて、
お寺に参り仏様にお祈りする機会をつくること、
芸北の豊かな自然の中で過ごす時間を楽しんでいただくこと、
この土地で採れる豊かな食材を生かして新しい産業をつくること、
こうして与えていただいている大切なものを未来に引き継いでいくこと、
そんな願いからはじめて12年。

私は2012年に働かせていただきました。
今日は何をしようかな、と、
今日の仕事を探すところから一日が始まる。
自分が何のお役に立てるのか、いつも模索していた中で、
「ちょっとこれ、手伝ってくれんかな」と、
夏は農仕事とイタリアン精進の買い出し&料理&お給仕、
冬はスキー場でお好み焼きを焼き、
気づいたら仕事を与えてもらっていた。


坊守さんは、
「イタリアンで使う食材でルッコラがほしい。
 こんなの作ってもらえないかな?」
とご近所の農家さんに相談してはイタリアンで使う野菜を作ってもらい、

「お参りされた方へお茶を出すのに備前焼の抹茶碗がほしい。
 こんなの作ってもらえないかな?」
と岡山で備前焼屋を営む私の同級生に相談しては器を作ってもらう。

今回も、
「"御器ねぶり小豆"を使ったお茶菓子がほしい。
 こんなの作ってもらえないかな?」
と芸北の和菓子屋・藤原白貫堂さんに相談して始まったプロジェクト。


坊守さんの小さなわがま(願い)は
いつも人をもてなす愛からはじまり、
気づいたら周りの人たちを巻き込んで、
どんどん新しい仕事を作っていく。


私が芸北で暮らしたのは1年間と短い時間ではあったけれど、
芸北の強く優しい人たちと自然と共にある寧静な暮らしは楽しかった。


何もしなければそのまま過ぎてく時の中で、
今日、何かを一歩進めていく。
自力と他力の両輪で、
努力に努力を重ねた先に、
神仏への祈りと共にある暮らしが、
希望の未来を引き寄せる。


私が今、東京でできることは何だろう。
御器ねぶり小豆の和菓子ができたら
それを茶菓子にみんなでお茶したい!
よし。
クラウドファンディングやってみよう。


みんなでお茶する日を楽しみに、
今、思ったこと、思ったとおりにやってみよう。
祈りと共に、今日を積み重ねていこう。
私たちの未来が明るく拓けていくことを信じ、
今日も素晴らしい一日を喜びと共に過ごしていこう。


#小さなわがまま
#祈りと共に
#思ったとおりの人生
#世界は愛に満ち満ちている
#旅する日本語

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