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これまでの作品

こんにちは「つけらっとゲームス」のプログラム担当「とち」です。
ゲーム制作サークルとして2022年の秋にスタートしたわたしたちですが、
それまでに幾つかの作品をリリースしています。
今日はその作品についてお話したいと思います。

アビスアンドダーク

アビスアンドダーク」および「アビスアンドダークゼロ」はクラシックなウィザードリィ風の3DダンジョンRPGです。

冒険者を作りパーティを組み、ダンジョンを探索し敵を倒し、アイテムを拾い自分たちを強化していく、いわゆるハックアンドスラッシュと呼ばれるゲームです。

ゲームの大まかなデータ類はエクセルで編集しcsvファイルにして読み込んでいます。ダンジョンはcsvファイルから読み込んだデータを基にキューブ型のオブジェクトを配置して作っているので疑似3D表示ではなく3D空間を歩く仕組みにしました。ただし平面なオブジェクトにテクスチャを貼り付けているだけの3D表現なので今時のゲームと比べるとどうしても見劣りしますね。

この当時に作ったデータを読み込んで自作DBに展開する仕組み等は、その後のゲームにも流用しています。

はじめて触ったUnity(c#)で2年間、寝食を忘れて作り続けたので思い入れが強い作品です。

津軽為信統一記

キャラクターデザイン、キービジュアルは「須藤むら」担当

津軽為信統一記」は戦国時代に本州最北の地(現在の青森県の津軽地方)を舞台に一代で大名となった「津軽為信」の津軽統一までを追体験するゲームです。ストラテジーを主軸とし戦闘シーンはカードゲーム形式という少し変わったゲームだと思います。

基本的な遊び方は強力な攻撃札(兵)を集め、策略札を駆使して戦います。合戦は戦功札(建物や拠点)に書かれている戦功点のより多い陣営が勝利となります。合戦に勝利し新たな領地を手に入れると秋の税収が増えます。軍資金を集めて更に強力な攻撃札を買い入れ次の合戦に備えるというものです。

このゲームは「公益財団法人みちのく・ふるさと貢献基金」の地域振興助成金を開発資金の一部に使用しており、

・青森県の歴史に興味を持ってもらう
・津軽地方の各地に残る城跡を旅してもらう
・開発チームメンバーのほとんどが青森県在住または出身者

といった目的がありました。
地域の戦国武将「津軽為信」「南部信直」を主役にし、GPS機能を用いて史跡訪問を感知する機能を搭載させた地域密着型アプリとも言えるでしょう。

こういった特殊性が話題になったのか多くのメディアの方々にお問い合わせをいただきました。

パズリィハウス

パズリィハウス」はかわいいジグソーパズルアプリです。たくさんのイラストや写真がジグソーパズルになっており3つの難易度で老若男女問わず、どなたにも楽しんでもらえる無料アプリとなっています。
Unityのアセットバンドルを用いた追加パックによって次々と新しいパズルを追加することができます。

前述の2つのアプリはわたしがプロジェクトリーダーとして全体を見ながらゲームデザインも担当していたのですが、今作は「茶樫てる」がゲームデザインを担当しました。

パズルの題材となっているイラストや写真ですが、ほとんどが「青森」に関係する方々が描いたもの、または撮影したものとなっています。
さらには撮影された場所が青森県内だったり、イラストが青森県弘前市の風景だったりと「津軽為信統一記」に引き続き地域密着型アプリとしての側面があります。

写真やイラストを配信できるプラットフォーム的なアプリとしても使えるので、地域の方々に逆に活用してもらいたいという気持ちもありましたが、
わたしたちの広告力不足でなかなか広めることができませんでした。
ですが、このゲームもまた、こういった部分が話題となったのかメディアの方々にお問い合わせをいただきました。

最後に

各メンバーについてはまた後日詳しくお話する機会を作りたいですね。

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