桂・タフト協定と石井・ランシング協定

「桂・タフト協定」と「石井・ランシング協定」の区別はついているだろうか。
日露戦争後,韓国・フィリピン問題をめぐってアメリカと結んだのが「桂・タフト協定」。アメリカが日本の韓国支配を認め,日本がアメリカのフィリピン植民地支配を認めた。「桂」が,日露戦争時の首相桂太郎であることを意識したい。
一方,「石井・ランシング協定」は,第一次世界大戦中,中国問題に関して結ばれたもので,中国の門戸開放・機会均等とともに,日本が中国に特殊権益をもつことを日米相互で認め合ったものです。

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