捨てる覚悟をもつ〜選択と集中〜
ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。
囲碁は非常にシンプルなルールのゲームです。
しかし、ゲームを有利に進めるために存在するテクニックが無数に存在します。
上達する上で大切なのは、無数に存在する情報の中からどの部分を選択し、どの部分を捨てるかです。
本記事の対象者
・上達したいけど本や情報が多すぎて困っている方
・本や動画を見ているけどいっこうに強くなれない方
・今までの練習に頭打ち感を感じている方
本記事では、勉強する際のコツをメインに書きます。
今まで、手当たり次第に本を買ったり、おすすめされた本を買いまくったりしていた方は
一度手を止めて本記事を読むことで、勉強法を見直すチャンスが得られます。
捨てる覚悟
上達の秘訣は、『捨てる覚悟』です。
上達したいけどなかなか向上ができない人の特長は、
成果が出る前に他のことに手を出してしまうことです。
『捨てる覚悟』とは数ある情報の中で学ぶものを絞り、今必要と決めた以外の情報を捨てることです。
ついつい、新しいものを見ると手にしたくなってしまいます。
しかし、上達するためには今あるものに集中する必要があります。
習慣化
過去の記事でも書きましたが、上達に欠かせないのは習慣です。
型を崩すな!〜模倣が最高の学び〜
https://note.com/tsukasatabigo/n/na5d5e2efdd9d
努力〜ステップで作る方向と量〜
https://note.com/tsukasatabigo/n/nc60aa6bc75ea
上達するための4つの行動
https://note.com/tsukasatabigo/n/n0c85b48a05f9
そして、習慣とセットで大切なのが1つのことを繰り返すことです。
人は、1回みただけではどうやっても覚えることはできません。
ぼくも、級位者の時はひたすら似た問題を繰り返していました。
プロを目指して毎日18時間囲碁の勉強をしていた時も、
ルーティーンとして毎日同じ10冊の詰碁の本を見続けていました。
選択と集中
1つのことを繰り返し習慣化するためにも、選択と集中が必要です。
本をひらくという習慣をつくっても、毎日違うものを見ていては身につきません。
たくさんある情報の中から、これ(選択)を極める(集中)と決めたものを続けることが、習慣の力を最大化してくれます。
飽きは上達をさまたげる番人
ついついたくさんの本や動画を見てしまう人の気持ちは非常によくわかります。
なぜ見るかというと、強くなった気がするからです。
はっきり言います、それは幻想です。
新しい本や動画を見るとその時は感動したり感心したりして、「良いことを聞いたぞ、これで1目強くなったぞ」
と思うことがあります。
ですが、それを実際に使ってみると役に立たなかったということが多くあります。
なぜなら、上部の情報だけを見ただけなので記憶があいまいだったり
その手の本質(考え方)を理解できていないため、本に載ってない手を打たれた時に対応ができないためです。
それでも、何回かに1回はうまくいくこともあるでしょう。
そうすると気持ちいいですよね。
作戦通りだとニヤリとしたくなります。
しかし、何冊も本や動画をみた中で1回しか成功しなかったとなると、非常に費用対効果が薄くなってしまいます。
つまり、時間とお金をかけるのであれば、うる覚えで放置するのではなく一つずつものことが大切です。
飽きたらすぐに別のことをはじめるのは、娯楽としては最高ですが上達には最大の敵となります。
まとめ
上達の秘訣は『捨てる覚悟』です。
今はたくさんの魅力的で楽しそうな本や動画があります。
しかし、目の前に見えたものに飛びつくのではなく
今、どこの部分を伸ばしたいのかを明確にしましょう。
選択と集中によって伸ばす部分を明確にし、それ以外に出てくる魅力的な誘惑を捨てる覚悟を持ちましょう。
本記事が参考になった、役に立ったという方はスキまたはフォローしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
つかさ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?