見出し画像

努力〜ステップで作る方向と量〜

ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。

本記事の対象者
・努力しても成果が出ない
・いつまで努力すればいいのかわからない
・自分の勉強法が合っているのか知りたい

努力は大変ですよね。
継続はもちろんですが、がんばっているのに成果がでないと
モチベーションが下がってしまう。
どうしたらいいかわからなくなっている。
そんな方のお役に立てればと思います。

努力は裏切る

努力についてダルビッシュ有さんがTwitterでの発言が注目されました。

画像1

練習は嘘つかないって言葉あるけど、
頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ
〜ダルビッシュ有〜

また、東進ハイスクールの講師の林修さんも「あすなろラボ」
というテレビ番組で
「努力は裏切らないって言葉は不正確だ
正しい場所で、正しい方向で、充分な量なされた努力は裏切らない」
と発言されていました。

つまり、がむしゃらな努力をしても望んだ結果がでるとはかぎらない
ちゃんと考えて、ムダなことせず必要な努力をしようということです。

林先生の言葉にならって、囲碁の上達に必要な正しい方向と充分な量を
どうやって見つけるのか。
ステップ毎に紹介していきます。

正しい方向を見つけだす3つのステップ

ステップ1〜目標を作る〜

まずは目標設定です。
目標について下記のツイートをしました。

画像2

「走れ」と言われてもばくぜんとしすぎていて、ただ動くだけになります。
これは、頭を使っていない状態です。

「100m先まで走れ」なら、目標が見えるからゴールを意識できます。
これは方向(100m)がハッキリしているからです。

「100m先まで全力で走れ」なら、どうすれば良いかわかりやくなっています。
これは方向(100m先)と量(全力で走る)が明確なのです。

つまり、目標は明確に数値化(○段、○級になる)すると
頭を使いやすくなります。

ステップ2〜アドバイスをもらう〜

目標を作ったのなら、3人の人からアドバイスをもらいましょう。
アドバイスをもらう3人は下の3タイプがいいでしょう。
・目標とするレベルの人    (○段、○級)
・目標より少し上のレベルの人 (目標プラス1〜2つ上)
・目標よりさらに上のレベルの人(目標プラス3つ以上)

すでに、教室や個人などで先生が居るとその方の
話を聞いて満足してしまいます。
強い人が言うことは間違いないと思いこんでしまうと
その人からだされたアドバイスどおりやって成果がでないと
「自分には向いてないんだ」と挫折してしまいます。

レベルの違う人からそれぞれ聞くことで、その人なりの
経験を教えてもらえます。

つまり、3人から聞くことによって目標に
むうかう道筋を明確にしていくのです。
まずは、3人からアドバイスをもらいましょう。

ステップ3〜計画を書く〜

目標を明確にした。
道筋を見えた。
そこまできたら最後に計画を書きましょう。
「うわっめんどくさそう」と思われた方はもう少しのしんぼうです。
計画を書く理由は、正しい方向を見失わないためです。

人間は忘れっぽいもので決めた目標も聞いたアドバイスも
時間が経つとあやふやになっていきます。

せっかく聞いたアドバイスを忘れてしまったら
あれ?なんて言われてたっけ?
忘れたけどもう一回聞きづらいな〜
なんてこともなくなります。

つまり、計画を書いておくことで方向を見失わないのはもちろん
今の自分の努力は充分なのかを確認することができるのです。

充分な量の見極め方

ステップ4〜継続する(まずは3ヶ月)〜

正しい方向の3つのステップで計画を作ったら
まずは3ヶ月続けてみましょう。
充分な量なのかどうかを見極めるためには
まずある程度の量をこなさなければいけません。

1日や1週間筋トレしてもボディービルダーのようにバキバキの
ボディーは手に入りませんよね?

いやいや、3ヶ月やり続けるのしんどいよって方
楽したい気持ちはわかりますが、なにも考えずにだらだらやって
20年経っても目標達成できないのと
しっかり頭使って1、2年で達成するのならどっちがいいですか?
お手軽に強くなれる特効薬があればいいですが、
実際問題そういうものはありません。

つまり、目標を掲げて達成したいのであれば
まずは3ヶ月の継続をしてみましょう。

ステップ5〜ふりかえりをする〜

充分な量を見極める最後の1つはふりかえりです。
思考停止の一つは、やったら満足してそれで終わりにしてしまうパターンです。

何度も言ってますが、頭を使わないといけません。
3ヶ月継続して努力したのであれば、
3ヶ月前と今ではどれくらい変わったでしょうか?
碁会所、教室、ネット碁の段級位が上がった。
使える手筋が増えた。
解ける詰碁が増えた。

どれだけできることが増えたか確認しましょう。
そして、ふりかえりをして確認をしたら
もう一度正しい方向のステップ1から見直してみましょう。

もし、目標が達成できていれば目標の再設定が必要です。
最初に決めた目標に違和感があれば、再設定ができます。
できることが増えたらこそ、次の方法が知りたいと思えば
また3人からアドバイスをもらいにいきましょう。
そして、計画をまた新しいものへアップデートしていきましょう。

つまり、ここで言いたいのは目標や努力の方向は途中で変えても
大丈夫ということです。

作ってみた目標が高かったと感じるかもしれないし
あんがい低かったと感じるかもしれません。
3ヶ月継続して、ふりかえりをしていきましょう。

まとめ

「ただなんとなくがんばる」をやめましょう。
意欲もある、時間もある方がうまく上達できない時は
正しい方向と充分な量が理解できていないからです。

ステップ1で目標を明確にし
ステップ2でアドバイスを聞き
ステップ3で計画を作り
ステップ4で3ヶ月継続して
ステップ5でふりかえりをしましょう

目標はいつでも再設定ができます。
まずは、目標を作ってみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
上達の役に立ちそう、きっかけが掴めた、参考になった方は
スキやフォローを押していただけると嬉しいです。

つかさ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?