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お茶を楽しむ人たちの記事まとめ

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お茶・お花・茶室建築などなど、お茶を楽しむ人が書いているらしい記事をまとめたものです。
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2020年2月の記事一覧

小林一三と五島慶太

過日、元宝塚の優ひかるさんとお話をする機会がありまして、創始者の小林一三さんの話で盛り上がりました。 小林一三さんは私も本当に好きな大茶人でとてもリスペクトしてます!! 話ながら、小林一三と五島慶太のエピソードを思い出しました。 (以下、逸翁・耳庵研究所の文書を引用させて頂きます。) **************** 大晦日に近い日、五島から初めてお点前をするから参考のために見に来いと招きを受けた。遠慮のない友人のみ呼んだという。 行くと、五島

お茶が生み出した世界

昨日の「麒麟が来る」第3話では 岡村さんが演じる「菊丸」が、薬草を積んで 手土産に持ってきているシーンがありました その辺に生えているから、いくらでも取ってこれて 煎じて、薬として飲むと 神農の時代から、お茶もそのように 身近な万能薬としてのまれていたのかなーと思いました そんな万能薬が あるときから政治に使われるようになりました 織田信長の「茶の湯政道」です それまでは、道元禅師の「茶礼」から始まり 利休が茶道を作り上げた その茶道は精神性を中心としたものだったの

茶道は時間のモンキーレンチなのかも

ブランクの期間を抜くともう8年くらいお茶をやっている。一番長く続いている趣味かもしれない。 始めたばかりの頃は始めて3年くらいで「これは一生続けられるな。続けるほど面白さが増えてくるな」と感じたのを覚えている。 「お茶の何が楽しいの?」と聞かれた時に自分なりに整理された答えをもっていたくて、感じたことや感じていることも含めて文字に起こしてまとめておこうと思う。 もちろん、文字にできないこと、論理にできないこと、感覚でしかわからないこともたくさんあるのだけれど。言葉で表せ