二拠点生活までの道のり。その4_僕の妻探し。
二拠点生活といっても、様々なスタイルが存在する。それは単身者なのか、妻子はいるのか。家族構成によって大きく変わってくる。二拠点生活を思い描き始めた時、僕は独身(彼女なし)だったが、想像の中で隣には、まだ見ぬ妻と子供たちがいた。だから僕は最初から家庭を持ちながらの二拠点生活を目指していた。
アドレスホッパーと言われるようなスタイルや、単身者にとっての二拠点生活は、環境を整えると言う意味ではそれほど難しくないと思う。仕事の大半をオンラインで完結できるようにしておけばいいだけだ。稼ぎも自分1人が暮らしていけるだけあれば十分だ。あとは荷物を減らし、移動を繰り返せばいい。誰のことも気にすることはないし、好きな時に好きなところに移動して、仕事ができる。家を無くして、ホテル暮らしに変えても、光熱費や細々とした生活用品を積み重ねたら、実際のコストは、家を借りるのとほとんど変わらない。
けど、家族を持ちながらの二拠点生活だと少し話が変わる。まずは、家族を養う安定した収入が得られる仕事を見つけなければいけない。前回の記事ではその方法として、独立を進めた。
https://note.com/tsukasaokada/n/n2fcab4c48dc0
そして、次のハードルが家族の理解だ。厳密に言うと妻の理解だ。僕の中では、家族全員で常に移動を繰り返すことは想定していなかった。基本は僕だけが移動して、妻や家族は地方(浜松)にいるイメージだ。
現実問題、子供がある程度小さい頃は、家族みんなで移動を繰り返すことは出来なくもないが、子供の荷物はなんだかんだ言って、多くなるので、そう簡単ではない。おむつや着替えの量は想像以上だった。
ましてや子供が小学校に入ったら、なおさら難しい。月、火は地方の小学校で、水、木、金は都内の小学校に行くと言うことはできない。(そういうシステムがあってもいい気するが。またはオンラインなどを活用すれば、リモートワークみたいに、週の3日は登校、残りがリモートで、みたいなことは全然可能な気がする。)
とはいえ実際はそうなっていないので、現実と向き合う必要がある。結果として、家族を持ちながらの二拠点生活をイメージした時には、主に僕が二拠点の移動を繰り返す想定になった。
そこで問題が発生する。妻の視点になって考えたら、普通に不公平だ。僕だったら納得がいかない。一緒に移動したいと思うだろう。でもそれは実際には難しい。
だからこそ、妻の理解とその状況でも妻がストレスを感じない環境を用意してあげないといけない。もしくは僕のように積極的に移動を望まないタイプの妻か。
と、まだ出会ってもいない妻のことを気遣い、妄想していた。
僕の妻探し
そして、独立準備のために東京でがむしゃらに働きながら、二拠点生活の実現に向けて、僕の妻探しが始まった。
結果としては、タイミング良く、高校時代の同級生と東京で再会して、意気投合してお付き合いへと発展していった。(同級生と言っても高校時代には顔を覚えている程度で話したことはなかったので、ほぼ初めましての感覚だったけど。)
話として面白くなくて申し訳ないが、想像以上にトントン拍子で僕の妻探しは進んでいった。
二拠点生活のことを考えても、同郷であれば、妻の家族も友達もいるし、孤立する心配もない。条件的には問題なかった。さらに運が良かったのは、浜松の拠点は、自然もあって、愛着もある僕の実家の地域に住みたいなと思っていたところ、妻の実家が僕の実家のある町内に引っ越していたことだった。子育てをする上で、妻の実家にお世話になることの方が多いから、サポート体制がさらに整った。
こう書くとなんだか打算的に妻を選んだようにも聞こえるが、決してそう言うわけではない。事前に理想の条件などを妄想はしていたが、条件がマッチしたから好きになったわけではないことだけは補足しておきたい。
実際には、嘘みたいで小っ恥ずかしいが、僕は妻と出会ったその時に、「あー僕はこの人と結婚するんだろうな。」とビビッと感じて、そのままスムーズに話が進んでいった。(後々にそのことを妻に話したら、妻は1mmもそうは感じていなかったらしい。。)
こうして、あっけなく、そして最高の形で僕の妻探しは終わった。こればかりは運が良かったとしか言いようがないから、あまり参考にはならないかもしれない。
冒頭にも書いたように、二拠点生活には様々なスタイルが存在する。家族構成や年齢によっても変わってくるだろう。そして、僕たちの二拠点生活も月日重ねるごとにスタイルは変化していくはすだ。子供たちが大きくなったら、夏休みなどの長期休みの間は、家族揃って東京を拠点にするのもいいと思う。子供立ちが巣立っていったら、夫婦二人で移動を繰り返すかもしれない。
とにもかくにも、理解あるパートナーがいるからこそ、家族を持ちながらの二拠点生活を楽しむことが出来ていると言うことだけは、忘れないようにしたい。
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