先行指標と遅行指標、不思議ですね

「機械受注の「船舶・電力を除く民需」は、設備投資の先行指標として広く知られていますが、景気の先行指標ではありません。「製造業」の機械受注が、景気の先行指標です。(中略)一方、設備投資は景気の遅行指標です。」とのこと。

ちなみに、内閣府によれば、「先行指数は、一般的に、一致指数に数か月先行することから、景気の動きを予測する目的で利用する。 遅行指数は、一般的に、一致指数に数か月から半年程度遅行することから、事後的な確認に用いる。」とのことです。

私は、先行指標と遅行指標にあまり注目していないので、勉強した事が無いのですが、上記は不思議ですね。製造業の機械受注と非製造業の機械受注で、それほど違うのでしょうか?グラフを見ても、ギザギザしていて、どちらが先行しているのか、わかりにくいですし(笑)。

「日本は内需が弱いので、景気回復(後退)が主に輸出増減によってもたらされる。つまり、製造業の景気が非製造業の景気に先行するのが普通である」という事ならば、理解できますが、財政金融政策の効き方は非製造業の方が強いような気もしますし・・・。

余談ですが、株価が景気の先行指標だって、不思議だと思いませんか?おそらく「投資家が景気を予測して株の売買をするから」なのでしょうね。そうだとすれば、「時系列的には先行するけれど、因果関係的には結果である」という事かも。

先行指標と遅行指標、奥が深そうですが、わけがわからないので、余り追求しない事にします(笑)。

https://comemo.io/entries/421

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