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リアルタイムでのやりとりの中に「その人の全て」が出る

(約 2,100文字の記事です。)

あくまで私見。最近、私の中でパラダイムシフトが起こっていて、そこで気付いたこと。

Web会議もほぼリアルタイム

例えばWeb会議で、カメラ+音声でのWeb会議。空間こそ共有していないが、数十ミリ秒の遅延で、ほぼリアルタイムにやりとりができる状態。

で、この状態でのやりとりの全てに、実はそのときその瞬間の自分が持てる全ての実力が現れるんじゃないか?と思ったわけ。

例えば動画ならば、後からいくらでも編集できる。3分考えて返答した「間」もカット編集で1秒になる。

またチャットでの「文字ベースのやりとり」でも、反応までの「間」にたくさんの言い訳ができる。じっくり考えて、返答内容を推敲して、結論だけを送信すればいい。

要するに「レスポンスが遅いこと」の言い訳をあの手この手でカバーできるわけ。

でもさ、低い能力を隠すスキルは、リアルタイムで対面でのやりとりになると、一気に露呈するでしょ?たどたどしさの言い訳が、何の役に立つの?

結局、リアルタイムでのやりとりの中に、その人の(私の)、本当の実力、頭の回転の速さ、知識の豊富さ、切り返し方、愛情、思慮深さ、そういうものが出てしまうのではないか?と、最近思うようになってきた。

言い訳に価値を見出すのはあなた(私)自身だけであって、他人からすれば何の役にも立たない。これはおそらく真実だ。

ない能力、低い能力に「仕方がないな」と思ってくれる他人はゼロだと思った方がいい。なぜならば、それを埋めようと努力している人がたくさんいる「競争市場」こそが資本主義の根本だからだ。

敗者に哀れんでいては、自分自身の身を守れない。

厳しいが、現実だ。強くなろうと立ち上がるものにだけ、神様は微笑んで下さる。だから頑張らなければならない、とも言える。


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もちろん私は今までテキストメディアでの情報発信が軸だったので、じっくり考えて、反応や表現をじっくり推敲して、アウトプットを眺め直して、ということをしっかりやってきた。ここ数年間はそれに徹してきた。それが武器だとも思っていた。


リアルタイムな反応にこそ、人としての全ての実力が出てしまう

ウェブ会議も当たり前になった。特別でも何でもない。

むしろ「え?何でそれができないのですか?Webカメラないの?マイクないの?スマホくらいあるでしょ?アプリを入れればできるのに。スマホくらい持っているよね?

結局、「何でWeb会議ができないのですか?」という具合。


それを嫌がる理由は簡単で、リアルタイムな反応を避けているから。自分の実力の無さを隠したいから。これに尽きる。私もそうだった(笑)


で、考えてみると、実は「リアルタイムな反応にこそ、人としての全ての実力が出てしまうのではないか?」と思っている。

もちろん、その場でのリアルな反応が苦手で、後からじっくり表現することに「その人の個性」が出ることは否定しない。

だが、みんながみんな「そんなに暇じゃない」のだ。ピッポンッパーンで即時のレスポンスが欲しい人にとっては「後からじっくり型」」では困るわけ。そういう場合もあるし、あとからじっくり型の個性を生かしつつも、打ち合わせではなるべく短時間で効率よく情報共有して「早めに直近の結果」が欲しい、というのはビジネスをする上では避けられない

みんながみんな、陶芸家の「焼き上がり」を待てるとは限らない。釜に入れる前の私見や予見が欲しい場合のほうが多いわけ。
(結果ダメだったらそれはそれでまた対処方法を各自で考えるから。)それよりもむしろ「どういう仕上がりの予定?」を担当者が知りたかったりする。


要するに対話力が全て

デジタルだろうがアナログだろうが、本質的に、人と人との関わりに違いはない。そうなると、基本的には対面によるやりとりが全てだ。そこから得られる全ての情報が重要。

だから、こんなご時世であっても、少なくともWeb会議に尻込みしているようでは、先が暗い。対面でのやりとりを避けていては、何も未来が開けない。

リアルタイムなやりとりが「真剣勝負の場」であることは間違いないので、それを避けようとしていては、何も好転しないだろうと思っている。


おっと、衝動的な記事更新だが、だからこそ、本質を突いているかも知れない。後々にこの記事に価値があるかも知れない(笑)と思って備忘録として残しておく。


【結論】リアルタイムな反応に「あなたの全て」が現れる

だからこそ、日々勉強し、読書し、人間力・リアルタイムでの発言力を高めるための色んなことをすべきだ。言い訳に価値はない。なので今、足りないと思った、感じた事は、今日から、少なくとも明日から、それを埋めるための何かしらの行動につなげるべきだろう。そうすれば「今よりもよりよい自分」になる。自分の価値と自尊心と満足感とを全て高められる。


そう思ったところでこの記事は終了です。


今回の創作活動は約1時間15分(累積 約2,409時間)
(636回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊