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ZbrushとBlenderなどのDCCツールとの連携がより簡単に(FBX経由)

(約 1,500文字の記事です。)

長年の悲願であった、ZbrushのクリースをBlenderで自由に編集してZbrushに戻せるようになった。なぜ今までできなかったのか?という思いもあるが、結果として私の働きかけとMr. Wangとの成果により、それが実現した。

https://www.yamato-tsukasa.com/entry/zbplugin-quick-importer-manual

ま、いいたいことは上記の記事にあるのでそれで終わりです(笑)

とはいえ、まだベータ版の公開だったので、今日の進捗も日記で残しておきます。

クイックインポーター、アルファ版ですが、FBXでZbrushにインポートした「複数のサブツール」を、それぞれの名前と一致する転送先に連続して一括で上書き転送する実装ができました!

さすがにまだテスト不足でベータ版として今すぐ公開はできず、少しテストしてからベータ版として公開予定です。

簡単に言うと、FBXでインポートした結果、

1. Kataという肩パッド
2. Beltというベルト
3. Bootsというブーツ

の3つをBlenderからZbrushに1つのFBXファイル「Soldier」でZbrushにインポートした結果とします。インポートするのは1つのSoldier.fbxで済みます。(インポート後にZbrush上で3つのサブツールに展開されます。)

で、マルチペースト機能では、それらをプチプチ操作する必要がなく、転送先のZbrushの、既存の編集中のソルジャーがあるツールに「Kata, Belt, Boots」という名前のサブツールがそれぞれある場合には、Import FBXボタンを押した後に、即座にMulti Pasteボタンを押すと、自動で一括してソルジャーツールの同名サブツールに挿入します。

で、もし「名前が見つからないよ!」(例えばBlender側でリネームミスをして「Velt」)になっていた場合、ちゃんと警告が出ます。

転送に成功したサブツールは目玉アイコンがOFFになります。そして転送に失敗したVeltサブツールだけが目玉アイコンONで残ります。あとはiCopy, iPasteボタンで希望の転送先に送ってもいいですし、VeltをBeltにリネームしてから再びMulti Pasteボタンを押せばスッキリ全部転送されます。

また、目玉アイコンOFFの、一度転送済みのサブツールはもちろんスキップします。こんな実装です。

まだまだエラー処理はしていないのでふざけた使い方をすれば不具合を起こしますが、このような使い方に従う限り近いうちにリリースするベータ版では一括転送できます。

なので、これまで以上にZbrushと外部のDCCツールとの連携が進みます。オススメはBlenderです。勢いがあります。YT Quick ImporterもまずはFBXによるBlenderとの連携用として開発しています。ただしインポート時の位置合わせについては他の形式でも流用できるので、その辺にも付加価値を予定しています。

今後の開発にご期待下さい。


今回の創作活動は約30分(累積 約2,050時間)
(524回目のnote更新)


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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊