幼き日の憧れ
大人になったら
好きなものを全部買うんだ
そう未来を描いていた幼き日々
今 その未来に立つ自分
あの頃欲しかった
少し高い駄菓子
親に無駄遣いだと止められた駒
隠れて時々買ったクジ形式のスーパーボール
商店は宝箱だった
今となっては
なかなか駒をほしいなんて思わないけれど
紛れもなくソレは
瞳を輝かせた憧れの象徴で
とてもとても眩しい
今 駒のような
キラキラはあるかな
好き、で世界は溢れているかな
喜びを忘れてはいないかい
幼い私が無邪気な笑顔で問いかけてくる
その度にハッとするのだけれど
楽しまないとね
だって 宝箱は
大人にだってたくさんあるはずだもの
今 あの頃のトキメキはあるかしら
もし YESと言えなくても
いいじゃない
人生宝探しかもしれないよ
そう歩みながら進めたらいいね
進めると素敵だね
大人の私も笑顔で答えられるわ
大好きを拾い集めていこう
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