空き家リノベ：4日目「みんなの秘密基地にしたい！」

ひょんなことから家と土地をタダで手に入れたぼく。

さて前回、砂と土と埃と腐った醤油しかなかった作業場を天井から床まで丸洗いし、ようやく空き家リノベのスタート地点に立ったのですが、本格的指導を前に準備運動が長引いております。空き家リノベ：4日目、となっていますが、実際には空き家を手に入れてからもう2週間が経っているんですよねー。

あ、あくまで、タイトルの「○日目」は作業を行った日、作業はしてなくても空き家リノベに関して思ったこと、考えたことがある日であって、読んでいただいている皆様、並びに、これから空き家リノベに興味を持つ人に対して発信したい情報のナンバリングとなってます。タイトル詐欺ではありませんので。

本当はぼくももっと作業したいですし、早くこの使えないゴミ屋敷を素敵な古民家にしたいですし、皆さんと情報を共有したいのですが、いかんせん時間がない、お金がない、人手がない、の、ないものずくしで作業スピードを上げることができないんです。

でも、逆に考えればこれが空き家リノベの実態で、実際に空き家をいただいても、普通に仕事をしている人、また、低予算で進めていくならば、これくらいのスピードでしかリノベは動いていきませんよーというのが伝えられればいいのかなと。使ったお金、費やした時間も細かく書いていくので参考にしてください。

あなたはどんな秘密基地が作りたいですか？

これから本格的にリノベを進めていく予定なんですが、実はまだ何も計画を立ててません。どんな場所にしたいのか、だれに使ってほしいのか、お店をやるか、民宿にするか、一般住宅にするか、全部壊して更地にして売りに出すのもいいな、とか、いろんなことを考えています。

先ほど、「早く使える物件にしたい」といいましたが、実はこんなことを考えている時間も楽しいんですよね。本当に秘密基地を作っている気分。どんなことをしても怒られない場所、自分で自由に作ったり、壊したり、塗ったり、削ったり、そんな場所が地球上にあるって考えるだけでワクワクするんですよ。後先考えずに（ちょっとは考えたけど）「この家もらう！」と宣言したのも、このワクワクが止まらない、ロマンチックが止められなかったからなんですよね。

こういう感覚は誰にだってあると思います。そりゃ都会の超高級・超高層マンションに真っ白なメルセデス、ベッドでドンペリニヨンな生活が手に入れば万々歳かもしれませんが、そんなの手に入れられるのハマショーくらいでしょ？そんな大それた夢見ながらあくせく働いて、夢もワクワクも枯らしてしまうなんてもったいないと思うんですよ。

ぼろくていいなら、メルセデスじゃなくて耕運機でいいなら、ドンペリじゃなくて日本酒でいいなら、田舎にくれば腐るほどあります。0日目でも言いましたが、家や土地を手放したくても手放せない地主はいっぱいいます。

と言っても、やはり都会を離れて田舎で暮らすのは簡単なことじゃないと思います。いや、田舎で暮らすことは簡単なんですけど、その決心をするのは相当高いハードルだと思います。

そこで、この無計画なぼろ屋敷をみなさんの秘密基地にしてもらえればなーと思っています。

「こんなふうに使うのはどう？」
「ここにこんなんおいてみたら？」
「ここは黒より白がいいな！」
「庭にはこれを植えよう！」
「この材料をこんな風に使うと味がでるよ！」
「ここでお店開きたい！」
「ここに泊まりたい！」

なんでもいいです。みなさんの意見を聞かせてください！もちろんすべてを実現するのは無理ですが、皆さんと一緒にこの家の方向性を決めれたら面白いなーーーって、思います。

無茶な意見ほど面白い。
バカなアイディアほど新しい。
とりあえず好き勝手言ってみてください。
8割聞きます。

もちろん真面目なアイディア、意見、アドバイスもお待ちしてます。

ではでは。

ご通読ありがとうございました。

・本日使ったお金＝0円。
・本日までに使ったお金＝合計4,200円。
・秘密基地を作るワクワク＝プライスレス。