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政治講座ⅴ1719「中国の過剰生産は悩みの種」

中国国内だけで過剰生産で崩壊した不動産バブル崩壊のように「国内」で治まれがよいが、中国内の過剰生産物を輸出す布だけは辞めて欲しいものである。EV車、鉄製品、など他国に迷惑ばかりである。もう少し自粛が必要であろう。
今回は世界に混乱を招く中国の過剰生産を指摘する報道記事を紹介する。

     皇紀2684年4月4日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

「中国のEV過剰生産」懸念を伝達へ アメリカ高官、3~9日に訪中

毎日新聞 によるストーリー

イエレン米財務長官(右)。左は鈴木俊一財務相=新潟市中央区で2023年5月13日(代表撮影)© 毎日新聞 提供

 バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は2日、電話協議した。両首脳は米中関係の安定化に向けて対話路線の継続を確認し、ブリンケン国務長官とイエレン財務長官が近く訪中することで合意した。

 イエレン米財務長官は2023年7月以来2回目となる訪中で、米中間の対話継続の重要性を再確認するとともに、中国による電気自動車(EV)などの過剰生産が世界経済に与える悪影響について懸念を伝える方針だ。3~9日の日程で訪れ、経済分野を担当する何立峰副首相らと会談する。

 イエレン氏の前回の訪中は、米中関係が悪化し、バイデン政権が対話の糸口を探っていた時期。その後、米中は次官級の経済・金融作業部会を設けて定期的な協議を実施しており、米国による先端半導体の対中輸出規制などで対立は続くが突発的な衝突は避けられている。

 一方、イエレン氏は巨額の産業補助金を支えにした中国の過剰生産能力により、鉄鋼だけでなくEVや太陽光発電など新分野の工業製品の世界的な価格形成がゆがめられていると問題視。米財務省は「訪中の際には不公正な貿易慣行や過剰な生産能力が世界経済に及ぼす影響について強調し、米国の労働者や企業が公平に扱われるよう主張する」との考えを示している。【ワシントン大久保渉】

イエレン米財務長官も3~9日に中国を訪問…金融の安定強化や健全な経済関係の構築など協議か

読売新聞 によるストーリー

イエレン米財務長官(3月2日)=ロイター© 読売新聞

 米財務省は2日、イエレン財務長官が3~9日に中国を訪問すると発表した。経済担当の何立峰(フォーリーフォン)副首相や中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝(パンゴンション)総裁らと会談する。電気自動車(EV)などの過剰生産問題への対処を求める見通しだ。

 イエレン氏は昨年7月に中国を訪問し、李強(リーチャン)首相らと会談した。米中対立が深まる中で、金融の安定強化や両国の健全な経済関係の構築などを協議するとみられる。(ワシントン支局 田中宏幸)

習氏、輸出規制「座視しない」=議論は平行線―米中首脳

中国の習近平国家主席=2023年11月、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AFP時事)© 時事通信 提供

 【ワシントン時事】2日開かれたバイデン米大統領と中国の習近平国家主席の電話会談では、米国による半導体や先端技術などの輸出や投資規制を巡って意見交換したが、議論は平行線をたどった。習氏は「中国の発展の権利を奪うことに固執するなら、座視しない」と強くけん制。バイデン氏は安全保障を目的に「必要な対応を続ける」と、従来の立場を繰り返した。

 米中両政府によると、バイデン氏は中国の巨額補助金など「不公正な貿易政策や非市場的な経済慣行への懸念」を改めて表明し、是正を求めた。習氏は「米国は中国の貿易、科学技術の発展を抑制する措置を次々と採用している」と指摘。「『リスク低減』ではなく、リスク創出だ」と批判した。 

参考文献・参考資料

「中国のEV過剰生産」懸念を伝達へ アメリカ高官、3~9日に訪中 (msn.com)

習氏、輸出規制「座視しない」=議論は平行線―米中首脳 (msn.com)

イエレン米財務長官も3~9日に中国を訪問…金融の安定強化や健全な経済関係の構築など協議か (msn.com)

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