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政治講座ⅴ638「中国のスパイ罪」

だから言わんこっちゃない! 人権侵害、人権弾圧、人権無視は彼の国では日常茶飯事である。「推定無罪」ではない、疑わしきは罰する。疑われたらお終い。嫌疑をかけられたらお終い。そのような社会であることの認識の無さが嘆かわしい。これで、日本人は中国の実態が分かったことであろう。今回も報道記事から掲載する。

       皇紀2682年12月1日
       さいたま市桜区
       政治研究者 田村 司

「中国は手段を選ばない」スパイ罪で実刑の日中交流団体の元理事長、人権状況を批判

昨日 20:18

中国で「スパイ活動」を行ったとして実刑判決を受け、10月に解放され帰国した日中青年交流協会の元理事長、鈴木英司氏(65)が30日、東京の日本外国特派員協会で記者会見し、拘束から解放までの状況を語った。「中国は物事を達成するために手段を選ばない怖い国になった。世界第2の経済大国がこのままでいいはずがない」と人権状況を批判した。


東京都内の日本外国特派員協会で記者会見する日中青年交流協会理事長、
鈴木英司氏=30日(桑村朋撮影)© 産経新聞


鈴木氏は2016年まで200回以上訪中し、日中交流を推進したが、同年7月、帰国直前に北京の空港で拘束。逮捕前に隔離部屋で尋問される「居住監視」が約7カ月間続き、17年に起訴され19年に懲役6年の実刑判決を受けた。
空港では男6人に車に押し込まれ、アイマスクをつけられ暗い隔離施設に連行された。「弁護士にも会えず本すら読めない。7カ月間で太陽を見たのは15分だけだった」と厳しい居住監視の実態を語った。
起訴理由には、日本の情報機関の代理人として活動し、朝鮮問題を中国外務省に聞いたとする〝違法行為〟が挙げられた。裁判では当局が10年から鈴木氏を監視し、「友好人士のお面をかぶったスパイ」とみていたことも分かった。無実を訴えたが審理は非公開で開廷されたのも一度だけ。孤立無援だったという。
上訴も棄却され、21年には刑が確定。刑務所に収監され、今年10月に解放された。「『友好』と言うだけでいいのか。日中は言いたいことを言い合える関係にならなければいけない」と述べた。(桑村朋)


中国でスパイ罪、6年服役した男性が会見 「世界が中国どう見るか」

朝日新聞社 - 昨日 20:13

 中国でスパイ行為に関わったとして懲役6年の実刑判決を受けて服役し、10月に帰国した日中青年交流協会の元理事長、鈴木英司さん(65)が11月30日、都内の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。鈴木さんは「スパイ活動は全くしていないし、動機もない。判決には憤りを感じる」と訴えた。


会見する鈴木英司さん=東京都千代田区の外国特派員協会、
山根祐作撮影© 朝日新聞社


 鈴木さんによると、2016年7月、帰国直前の北京空港で、男たちに無理やり車に押し込まれ、アイマスクを着けて北京市国家安全局の施設に連れて行かれたという。そのまま7カ月間、カーテンを閉め切った部屋で監禁。中国外務省高官から北朝鮮をめぐる情報を聞き、日本政府関係者に伝えたとしてスパイ罪に問われ、20年11月に実刑判決が確定した。

 鈴木さんは、1980年代から30年以上、日中交流事業に関わり、200回以上中国を訪問。北京の大学で客員教授を務めたこともあった。会見を開いた理由について「私は決して反中ではなく、大国としての中国に期待している」としたうえで、「中国の人権状況が前進してほしい。中国には世界の国がどう見ているかを考えてほしい」と話した。(山根祐作)


参考文献・参考資料

「中国は手段を選ばない」スパイ罪で実刑の日中交流団体の元理事長、人権状況を批判 (msn.com)

中国でスパイ罪、6年服役した男性が会見 「世界が中国どう見るか」 (msn.com)

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