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やさしい物理講座ⅴ90「宇宙創成『インフレーション』の謎というより根本的に理論に錯誤あり」

 コンピューターによるシミュレーションはアルゴリズム、つまり意図的プログラムの作成によって結果を誘導できることを念頭に置かなければならない。先入観があるプログラムになることは十分考えられる。何故なら、インフレーション理論やビックバン理論が誤謬・錯誤のある理論で作成されたものであるからである。
 次のブログも併せてお読みいただきたい。
やさしい物理講座ⅴ93「アインシュタインの根本的誤謬の解説」|tsukasa_tamura (note.com)

 科学も宗教に近いほどの盲信する信者がいる。言葉が悪いが科学者の看板を下ろした方が良いと思われる学者の何と多いこと。もっと基礎的な研究から論ずるべき命題を、間違った誤謬の理論をその基礎をすっ飛ばしてローレンツ収縮・ミンコフスキー空間・空間が曲がる・時間が・・などとあり得ない空想論をもっともらしく語る姿が滑稽に見えてくる。どうように、ビックバン理論やインフレーション理論などは「天動説と地動説」の地動説の誤謬のような素人でも分かることが、学者には見えないのであろうか。
今回はそのような報道記事をそのまま紹介するが、誤謬・錯誤のある理論であることを念頭に読まれたい。

     皇紀2684年7月2日
     さいたま市桜区
     理論物理研究者 田村 司

宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~

公開日 2024年06月24日

 宇宙の創成直後に、非常に高い真空のエネルギーにより宇宙が急激な加速膨張していた時期(インフレーション)を経てビッグバンが起こったと考えられています。この理論は、宇宙の観測を通じて原始宇宙の密度の濃淡(原始密度揺らぎ)を調べる研究によって検証されてきました。しかし、具体的に何が急激な加速膨張を引き起こした駆動源だったのかその全体像はまだ分かっていません。加速膨張宇宙を説明する多くの理論(インフレーション模型)が提案されており、各模型の理論的な予言と最新の観測を比較することによってどの模型が正しいか検証することができます。

 田中貴浩 理学研究科教授と浦川優子 高エネルギー加速器機構准教授(兼:名古屋大学特任准教授)の共同研究グループは、宇宙をモザイクアートのように粗視化して捉え直す「分割宇宙アプローチ」を応用し、原始重力波の数値計算を大幅に簡単化しました。これにより、複雑な数値計算が必要なために解析が難しかった模型も含めて多様な宇宙模型を数値計算できるようになり、重力波観測による創成直後の宇宙の解明につながると期待されます。またこの手法は原始重力波の生成機構を直観的に理解する際にも役立つことを例示しました。

 本研究成果は、2024年6月4日に、国際学術誌「Physical Review Letters」に掲載されました。

研究者のコメント

「分割宇宙アプローチを使うと、これまでコンピュータで行われていた原始重力波の計算でも、簡単な手計算で行えるようになります。」(浦川優子)

詳しい研究内容について

宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~

研究者情報

研究者名

田中 貴浩

京都大学 教育研究活動データベース

書誌情報

【DOI】
https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.132.231003

【書誌情報】
Takahiro Tanaka and Yuko Urakawa (2024). Statistical Anisotropy of Primordial Gravitational Waves from Generalized 𝛿⁢𝑁 Formalism. Physical Review Letters, 132, 23, 231003.


参考文献・参考資料

宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~ | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)

やさしい物理講座ⅴ93「アインシュタインの根本的誤謬の解説」|tsukasa_tamura (note.com)

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