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一月遅れの衣替え

例年ならゴールデンウィークにする衣替えをこの週末にようやく済ませた。もう数年同じような格好なので大した作業じゃないけど、冬物を仕舞いながら傷んだものなどはお終いにする。夏物を出しながら前年にお終いにして不足するものを補う。この「補う」がコロナ禍でできなかった。

最寄駅付近で男性服というと無印良品かジーンズメイトかユニクロかGUという感じで、それぞれがテナントとして入るビル全体の休館とともに休業が長引いていた。他はアオキ、青山、P.S.FAといった紳士服店でちょっと違う。ikkaもあるか。でもあれも全館休業になったビル内。そんな感じで、自主隔離的に他駅まで電車で出るのも躊躇われて、一月待つ形になった。

こうしてみるとファストファッションばかりだけど、ユニクロとかは毎年機能と着心地の改善がすごい。必要枚数だけ持ってヘビロテし、着潰した分は次のシーズンに新作を買うのが快適。ヒートテックとシルキードライ(現エアリズム)あたりからそんな感じになった。

小説なんかで「この年になるといいものを長く着る方が楽で」みたいな文章を読んでそうなるものかと思ってたけど、僕はそうならなかったな。たしかにこの年になると選ぶモノはいつも同じようなのになって簡単に楽になるけど、毎年買い替えてて毎年着心地が新しくなってる。そうしたモノにストーリーやレジェンドはないけど、安心感と期待感がある。

これで夏服も揃ったし、「コロナ禍での出控えで夏の体ができない」みたいな報道もあったけど僕は4、5月とテイクアウト散歩中心に自然と平均8,000〜9,000歩は毎日歩いてた。たぶんだけど、夏を迎える準備、整いました。

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