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Nifty Colorsの晴雨兼用傘を買った

去年の9月に愛用してた長傘をなくしたあと、間に合わせの傘を今度はどこかに置き忘れて、しばらく家にたくさんあったビニール傘で済ませていた。世の中の外出自粛と僕の引きこもりで、見に行けなかったというのもある。しかしそろそろ夕立や台風の季節でもあるしなと思い、池袋に出て見て回って、Nifty Colorsの晴雨兼用傘を買ってきた。

まず65cmと十分に大きい。ハンドルを持った感触がいい。畳んで巻いた時の姿が、しゅっと細く、ハンドルとも一体感があっていい。このサイズとしては、持ってみた感じ重くない。

これまでの傘選びなら言葉にできる絞り込み条件みたいなのはこれぐらいで、あとは雰囲気で好きになれそうなものに決めたのだけど、今回はあと二つ、これを選んだはっきりした理由がある。まず中骨が強くて全体にがっしりしてる。両手をハンドルに乗せ杖のように体を預けてみてもなんともない。そして日傘にもなる。太めの胴ネームバンドには大きく「UV」とあり、傍から見てもすぐわかりそうだ。

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実はこのところ耳の影響か不意にフラつきを覚えることがあって、そんな時に落ち着くまで体を預けられる、杖代わりになる傘が欲しかった。そんなタイミングは滅多にないのだけど、もしふらつくことがあってもこれがあればと思えると、出かける時の気が楽になる。この傘は杖代わりになる長さと堅さがあり、天気を問わず持ち歩いてても違和感を持たせない晴雨兼用だ。長さや堅さや晴雨兼用の生地を求めると軽さは犠牲になりやすいけど、これは460グラムとその意味では軽い部類だと思う。

最近は扇風機付き日傘なんてものも結構あるようで、THANKO(レアものショップのサンコー)に至っては扇風機とミストシャワー内蔵の日傘なんて全部盛りなのまで出してる。そういうのに比べればずいぶん地味な観点での傘選びだけど、まあ傘には杖としての需要もあるということで。実際、購入から数日持ち歩いているけど、転ばぬ先の杖としての携帯性にも、一度激しく雨に振られた時の傘としての働きにも満足している。雨の日を楽しめるのは、お気に入りとかおろしたての雨具を持つ人の特権だ。

しかし折りたたみ傘はWatrefrontの無地の5スターを近所で見かけなくなってからNifty Colorsの折り畳み傘を使ってたのだけど、長傘までNifty Colorsになっちゃったな。まったく別の機会に別の場所で別の観点で選んで買ってるのに。

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