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よしなしごと

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日常に思う「由無し事」だったり働き方を考える「善しな仕事」だったり、諸々のよしなしごとを綴ります。 (マガジン「雑記帳」より改題)
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2023年1月の記事一覧

インターバルを無心で過ごす人、夢中で過ごす人

「作業が煮詰まったから、他の作業をしようと」 「作業が煮詰まったら、休憩するんだよ」 「だから、気晴らしに他のことするんじゃない」 「違う、他のことをしないで休憩するんだ」 「……休憩ってなにするの……」 休憩は、ぼんやりと無心で過ごすことだ。無心になれるようなことをして、脳に自由時間を与えることだ。分かりやすいのは散歩やコーヒーブレイク、ティータイム。ストレッチや体操とか、もしかしたら料理とか掃除をするのがいい人もいるかもしれないけど、いずれにしても無心になれるようなこと

シンパシーとエンパシー、二つの共感力

共感力を示す英単語には「シンパシー」と「エンパシー」の二つがある。僕なりに説明すれば、シンパシーは相手に感情移入したり仲間だと思う、相手を自分と同じだと思う感情。エンパシーは、相手は自分と違うことを前提に、相手の気持ちを想像する能力。シンパシーの方がきっと僕たちの多くが想像する「共感」という言葉に近いと思う。分かりにくいのは、エンパシーがシンパシーとどう違うのかだと思う。 マンガやエッセイで読むシンパシーとエンパシードラマにもなった松田奈緒子の「重版出来」にはこんな説明が出

One ear, four year。あれからの3年間と4年目の働き方。

誕生日なのでこの一年を振り返ろう…と思ったのですが、2018年の「One ear, one year」以来3年間、そういうノートを書いていなかったことに気づきました。書きにくい時期でもあって、今年はようやく振り返る心持ちになれたということかもしれません。 2020年、復職した2019年には耳の不調とその影響と折り合いの付く働き方が可能ということでロボット投信株式会社で働き始めましたが、2020年に1月末に会社都合退職。2020年前半は再就職活動で明け暮れ、最終的には6月に沖