ベルフェイス情シスのこれまでとこれから
こんにちは！
#新年ベルリレー 10日目を務めます。
コーポレートエンジニア（情シス担当）の石塚です。
他メンバーの記事はこちらから是非！
ベルフェイス入社後6ヶ月の振り返りを前回書き連ねていましたが、
入社するきっかけや私の業務領域など、あくまで個人にFOCUSした記事としていました。
今回は視点を拡大し、ベルフェイスの情シス全体の振り返りとこれからについて想いを馳せてみようと思います。
要するに、ほぼポエムです。
ただ、可能な範囲でオープンに出来る情報はこの場でお伝えできればと思います。
情シスってチームとして普段何をやっているのか、
ベルフェイスの情シスがどのような環境、体制なのか、
少しでも興味を持たれるお時間のある方、どうぞ、一歩前へ。
これまでのベルフェイス情シス
2020年4月に発足した情シス（コーポレートITチーム：通称CIT）5名がやってきた事の1つとして、社内で利用するツールの管理是正、ツールの一覧化に注力してきました。
と言うのも、ベルフェイスという会社の成長を優先、利便性や業務効率に重きを置いてきた結果、本来管理すべき所が手つかずで、どこの誰が何のために何を使っているのか、把握しきれていない状態でした。所謂カオスな状況だな、というのが私が入社して状況を目の当たりにした時の感想です。
※当時の状況を考慮すると、これは仕方のなかった事だと捉えています。
ただ、会社の知名度も規模も著しく成長する中で管理がおざなりと
なってしまうと、然るべき所に刺されてしまいますし、
何よりベルフェイスという会社の危うさが露呈、事故に繋がりかねません。
また最初からフルスロットルで全ツールを是正という訳にもいかなかったため、まずは手の付けられる、かつ重要度が高いモノから徐々に徐々に改善していきました。
ではそんなCIT、どういった構成なのか簡単にご紹介すると、
Nさん：チーム全体のマネジメント、困った時の頼れるお兄さん
Pさん：インフラ環境エンジニア、地方在住つよつよフルリモート情シス
Eさん：社内共通ツール管理、ガンガン整備改善していく裏番長
Rさん：作業の自動化・効率化エンジニア、ハイパーヘルパー
私：デバイス / ワークフロー / アカウント管理、ゆるふわ系爺
こんな感じになります。
ふわっとしすぎだろ、いい加減にしろ！
担当業務を1個1個書き連ねると超大ボリュームになってしまうため、
このような書き方になります。
※情シスのお仕事、他にもめちゃくちゃあるのです。
それぞれが主担当となる領域を持って、時には労い合い、励まし合いながら切磋琢磨し、やれるだけの価値を届けるベルフェイス社内に届ける、攻めの情シスとしてやってきました。
そして2020年夏頃、全社的にセキュリティ強化を実施していく意思決定がなされました。
当然ながら当初はCITに矢面が立ったのですが、他業務もあり、かつ全員が全員セキュリティに関してプロではない状態だったため、人員、組織強化が決定。
関連部署も絡めると以下の通りになりました。
3チームそれぞれの役割は、
CIT：全社ITの運用管理
SEC：セキュリティ強化
ITC：規程統制、監査
となり、CITでやろうとしていたセキュリティ面、監査面にそれぞれ専任チームが立ち上がりました。連携が密＆密で必要であり、3チームまとめての体制を内部ではトロイカ体制と愛称が付けられています。
この体制強化は非常に有り難かったですし、会社規模の拡大をより感じた一面です。
総評すると、企業における情シスとして当たり前な事、会社が安心かつ生産性を高められる環境にまずは整える、といった事を実践してきた9ヶ月です。
この体制が、年明けの1月から変更になりました。
※詳細は、ページ下部にて。
社内ツール、セキュリティ環境
ここで、現時点のベルフェイス社内で利用されているツール一覧をお見せできる範囲でご紹介したいと思います。
※個別のツール紹介は割愛。
※下図に含まれないツールもあります。
上図に含まれるツール全てをCITが管理している訳ではなく、
例えばsalesforceやMarketo等営業に関わるツールは、野田Mgr率いるビジネスプラットフォームチーム、SmartHRやカオナビなどバックオフィス関連ツールは、労務や人事チームなど各チームが運用しています。
加えて、社内セキュリティ、デバイス制御周りについては以下の環境となっています。
上図のセキュリティ環境については、昨年夏頃にリーダーのPさんが主導で企画立案、環境構築まで実行して頂きました。
一部については現在も構築中であったり、構築してからの環境整備やルール策定、運用改善はまだまだこれからといった部分もあります。
私はこの中でデバイス制御のIntune、jamf PROというWindows、Mac
それぞれを統合管理するツールを勉強しながら諸々設定している最中です。
（できる事やれる事多すぎィッ、とたまに発狂しています）
（最近の専らの悩みはBig Surェ…M1モデルェ...です ）
当然ながらこういったツール利用、IT環境構築、管理は投資が必要です。
何故お金を払ってまで実行するのかと言うと、時代に即したツールを利用し、社内の生産性、利便性を高めつつ会社のセキュリティを守るためです。
情シス界隈のイベント等で他社様の情シス環境を知る機会がたまにあり、
比較してベルフェイスはどうかと言うと、そこまで遜色なく、時代に沿った環境であると思います。
ここまで整えて下さった一人情シス時代からのマネージャNさん、またPさんには頭が上がらない思いです。
この環境がベルフェイスにおいて確実に最適な状態か、と問われると永遠に答えは出ないです。
※その場限りな状態では出せるかもしれませんが。
世界中で利用されるツールは日々新しいモノが生まれ、トレンドも常に変化し、また社内の業務課題が絶える事はありません。
世の中にアンテナを張る、情報収集を怠らない事は個人的に重要と捉えていますし、自社の課題、状況を検討した上で転用するスキルはきっとベルフェイスだけでなく、生きていく上で今後も強く求められるのだろうと思います。
ただ、だからと言って「便利そう」「良さそう」「使ってみたい」というニーズにすぐ「はい喜んで！」とツールを導入、環境を変える訳にはいきません。
それらが何を解決するのか、どういう恩恵をもたらしてくれるのか、そもそも今の課題を解決するのか、本質をしっかり見極める必要があります。
でないと無駄にコストと労力が発生するだけですからね。
これからのベルフェイス情シス→コーポレートエンジニア
2021年1月からIT管理、運用するCITと、セキュリティ強化を図るSECがより連携しやすくなる、ベルフェイスのコーポレートエンジニアリング（CE）部隊が立ち上がりました。
※IT統制チーム（ITC）は別ディビジョンにてエンタープライズ領域に当たる内部統制、強化を図る部隊として再編されています。
この体制変更、昨年12月の中旬頃にチーム展開され、イキナリすぎるわぁ！という思いと、会社としての情シス体制がより強固になったな、と率直に2点の感想を抱きました。
他社様の情シス体制をオンラインイベント等で見た際、セキュリティとIT管理を同部隊とする体制は多く見られたため、特に違和感も無かったです。
GM兼SEC MgrのYさんの表明として、
「情報の流通を効率的、かつ安全に提供する環境を構築し、
モノとモノを組み合わせるエンジニアリングを意識した部隊」が掲げられています。
私自身、情シス業務は既存環境の運用、管理がメインで、何かを作り上げるといった事はあまりしてきませんでした。
と言うか正直苦手な思いがあります。
ただ、これからの情シスは単純に運用、管理するオペレータではなく、
仕組み、環境を作り上げるエンジニアリングスキルも重要視されていくだろうと感じています。
※先日、コーポレートエンジニアに関するオンラインイベントが開催され、登壇者の皆様のお話を聞いて感化する部分も多くありました。
まだスタートしたばかりの体制ではあるものの、チームメンバーとしてYさんやNさん、Pさんを支えつつ、自分自身のスキルも磨いていきたい所存です。
※実はこのnoteを投稿する本日、CEディビジョン体制のキックオフが開催されます。記事を書いている間ワクワクしています（笑）
さいごに
ごくたまに、「ITの魔法使い」というイメージを持たれる情シスの役割ですが、ベルフェイスに入って9ヶ月少し、私自身はこの期間で様々な魔法を習得、磨けていると実感しています。
まだまだ使いこなせない、覚えなきゃいけない魔法は数多くあるものの、日々新しい事、社内を改善していく力が身に付けられる。
この辺りはベルフェイスに入社して本当に良かったと思っているポイントの一つです。
これからは本格的にコーポレートエンジニア、作り上げていく事を意識していく中、今後は更に自分なりのノウハウや情報をアウトプットできればと思います。
情シス界隈の方々にとっては当たり前の部分が数多くあるかもしれませんが、とあるベンチャーにいるちんちくりん情シスがなんか頑張ってるな、と温かい目で見守って頂けると幸いです。
またベルフェイス社内、まだまだカオスな点は数多くあります！
平穏が訪れるのは当分先、と言うかきっと永遠に来ない！（笑）
※もしそんな状況になったら、それはそれでつまらなくなってしまうんだろうと思います（笑）
bellFaceというプロダクトの成長も合わせて、
カオスな環境にちょっとでもご興味がある方がいらっしゃいましたら、
是非お気軽にご連絡頂ければと思います。
私が所属するCITのポジションも絶賛募集（個人的に相方が欲しい！！）していますので、是非是非お願いしますー！
---------------------------------------------
※ベルフェイスは新しい仲間を募集しています！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？