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教職大学院で、ミドルリーダーの育成について研究中。若手教員、後輩教員にどのように関わる…

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教職大学院で、ミドルリーダーの育成について研究中。若手教員、後輩教員にどのように関わることが、力量を高めていくことにつながるのか。自分の考えをアウトプットしながら整理していきます。

最近の記事

♯3 教師の経験学習

教師の授業力はどのように高めていくことができるのか。そのひとつの視点として、有名なデイビッド・A・コルブ(David A. Kolb)の経験学習モデルがある。 脇本(2015)は、コルブの経験学習モデルを引用し,教師の文脈と合致するのかについて研究を行った。コルブによって提唱された経験学習モデルは,「具体的経験」から始まり「内省的観察」「抽象概念化」「能動的実験」「具体的経験」のプロセスをたどるサイクルである。 教師の学びは,コルブの経験学習モデルに基づいた,実践と振り返

    • ♯2 先輩教員としての関わり方の「クセ」

      自分は後輩教員に、どんな関わり方をする傾向にあるのか。「クセ」のようなものが多くの人にあると思います。 自分自身、関わることによってぐんぐん伸びていった後輩、反応が薄いなという後輩、さまざまな後輩教員と関わってきました。なかなかいい影響を与えてあげられないなという後輩教員に対して、今となればですが、もっと違うアプローチができたのではないかと反省します。 いわゆる中堅、ミドル教員といわれる先生は、「後輩の育成」についてのトレーニングを受ける機会はほとんどありません。それでも

      • ♯1 若手教員を育成する先輩教員の関わり方

        教職大学院2年目を迎えました。 研究もあと一年。自分自身の記録のために、noteをつけてみようと思います。 さて、新年度始まりました。実習校もバタバタしています。「学級開きどうしよう〜」そんな声が職員室のあちらこちらから聞こえます。慌ただしい中にも、何かわくわくしている先生たちの気持ちもただよっています。 自身の研究テーマが、「メンター育成プログラムの開発に関する研究ー若年層教員の授業改善に着目してー」と設定しています。メンター育成なので、「先輩ー後輩関係」でいうと、先輩

      ♯3 教師の経験学習

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