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短歌⑨ テーマ「罪」

⑨罪

主は園で 「どこにいるのか」と 問いかける
御顔を避けて 隠れた人に

汝(なれ)を慕う 罪は戸口で 待ち伏せて
目に慕わしい 実を食べさせる
(創世記3:6&創世記4:7)

目が開かれ 自分が裸で あることを
知った二人は “恥”を覚える

誘われて 取って自分の 物にする
貪欲こそが 人を蝕む

恥を知る 二人は園を 追い出され
去りゆく人を 衣(ころも)が覆う
(蛇は人の裸を暴いた、神は衣を着せた)

三人の 息子は父の 裸を見
一人は暴き 二人は覆う
(創世記9:22-23)

吾(あ)が望まぬ 罪が私に 住んでいる
なんとみじめな 死の体かな
(ローマ7:17)

戒めに よって罪は機会を捉え
欲を引き出し 死の実を結ぶ
(ローマ7:8)


短歌作りが止まらない、、、、
めっちゃ楽しい!!!

今回は、聖書の中にある物語の重なるイメージを
描けたかなと満足している。
罪が人に忍び寄るパターン、
みじめな罪人を愛が覆うパターン

ぐわっと世界が広がっていけばいいなぁ。

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