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母とわたしの関係🌿

こんにちは🌞

三十路女子研究所のつじりです。

第115回では、みそじょキッチンというタイトルでおすすめのレシピを紹介しました。
気になる方はからトップ画面URLからお聞きいただけます☺

この回を聞きながら考えていたのは、遠くに住む母のこと。

母のお腹にいるときからずーっと母の料理を食べていたわたしの原点、味覚形成は母なのだと思います。

親元を離れて料理をするようになってからも、いろんなレシピを見ても、やはりベースは母の味な気がします。

いろんな健康法を試しても行き着くところは母の料理が一番わたしの身体に合っていると思います。

わたしは母の料理が大好きです。

そんな風に今ならさらりと言えますが、つい最近まで母との関係に葛藤がありました。

仲が悪いとか嫌いとかそんなんじゃないんです。

幼少期のちょっとした出来事によるボタンの掛け違え、母を愛しているが故の言葉にできないモヤモヤ。

ずっとそんな気持ちを抱えながらも、自分の気持ちを見て見ぬふりをして、重い重い蓋をしていました。

東京に来てからは「ひとりで知らない土地で生きていくんだ!」と腹を括っていたのであまり連絡をとらないようにしていました。

ちょっとでも弱音を吐くと自分の決意が揺らぎ、崩れてしまうと思っていました。

ずっとずっとピアノの線をピーンと張り詰めたような状態。

だから母から連絡が来ても強がって、上から目線で話したり、冷たくしたり。。。

そんな自分が嫌で自己嫌悪という負のループ。

でもこの数年で自分自身の過去に向き合わなければならいないようになり、母との思い出をひとつひとつ紐解いていきました。

この作業はとってもヘビーでした。

こころの内側からわいてくるいろんな感情をひとつひとつ拾い上げて、受け入れて、対話する。

この繰り返し。何度も何度も。

でも意外に辛いと思っていたことはほんの少しだったこと。

辛かった思い出ばかりにフォーカスしていたのかも。

あの時の母の言葉が今ならすっと入ってくることもあったり。

わたしの被害妄想もあったことに気付きました。

そこから不思議と少しずつ母に接するときのわたしは柔らかいものになっていきました。

重い重い蓋を開けてみて気づいたことはたくさんあります。

もちろん全てわかり合えるようになったとは言えません。

でもひとつたしかなことは「それぞれの違いを受け入れられるようになった。」です。

そして母とひとりの人間として付き合えることになったこと。

次会うときには、素直にありがとうが言えるようになったらいいな。

そう思いながら今日も母がよく作ってくれた小松菜と油揚げの味噌汁を作ります。

最後までお読みくださりありがとうございました🙏🌿

三十路女子研究所 つじり



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