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#8 学びの掛け算を職場へ持ち込む

札幌でちいさな貿易商社を経営している、ケニー(tsujikenzo)です。noteでは、Tweet以上、技術ブログ未満の、アウトプットを行っています。

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今日のテーマは、学びの掛け算を職場へ持ち込むです。

はじめに

先日、弊社のなかで、圧倒的なパフォーマンスを出す従業員と、そうではないひとの違いについて、ちょっとした気付きがありましたので言語化してみたいと思います。

そのヒントは、会社外で学習系コミュニティに所属しているかどうか、でした。

越境学習とリスキリング

現代のビジネス環境は、常に変化し続けています。新しい技術や知識が生み出される一方で、従来のスキルや知識が陳腐化していくため、絶えず学び続けることが必要となります。

「越境学習」と「リスキリング」は、最近注目されている学びの方法です。越境学習とは、自分が生活している地域や業界、分野を超えて、新しい知識やスキルを身につけることです。つまり、自分が普段目にすることのない分野や文化に触れることで、新しい発見やアイデアを得ることができます。越境学習を実践することで、自分自身がより多角的な視野を持つことができ、それにより、新しいビジネスアイデアを生み出すことができるでしょう。

一方、リスキリングとは、自分が保持しているスキルや知識をアップデートし、新たなスキルや知識を獲得することです。ビジネス環境が常に変化している中で、リスキリングを行うことで、自分のキャリアの幅を広げることができます。そして、越境学習とリスキリングを掛け合わせることで、より多くの知識やスキルを身につけることができます。これが「学びの掛け算」です。

学びの掛け算を職場へ持ち込む

職場は、顧客の課題解決や社内チームビルディングなど、さまざまな最新の働き方を求められています。弊社で、高いパフォーマンスを出しながら成長している従業員の特徴は、職場で感じる課題の肌感覚と、学びのサイクルを同時に回していることでした。

一方で、会社の成長に追いつくのがやっとだなという従業員は、学んでいることはあり、資格取得は目指しているものの、「職場には関係ないことだ」と思っていたようです。学習系コミュニティなどにも所属せずに、独学を行っていました。

リスキリングは、独学で資格を取るようなものではなく、学習系のコミュニティに所属し、仲間とともに切磋琢磨し、最新情報を手に入れながら、働くと学ぶということを同時にアップデートしていくのがいいでしょう。まさに越境学習が求められます。

実践するための3つのステップ

しかし、多忙なビジネスマンにとって、学びに割く時間や手間を考えると、なかなか学びを深めることは難しいものです。そこで、ビジネスマンがより効果的に学びを深めるための方法を紹介します。

ステップ1:目標を設定する

何を学びたいのか、どのようなスキルや知識を身につけたいのか、明確な目標を設定しましょう。目標を明確にすることで、自分自身が何をすべきかを明確にし、効率的に学びを進めることができます。

ステップ2:学ぶためのリソースを見つける

越境学習やリスキリングを実践するためには、学ぶためのリソースを見つける必要があります。例えば、オンライン講座や書籍、セミナーなどがあります。また、自分自身がアウトプットすることで、より深く学びを理解することもできます。学ぶためのリソースは多岐にわたるため、自分自身のライフスタイルやスケジュールに合わせて、最適なリソースを選ぶことが大切です。

ステップ3:学んだことを職場に取り入れる

学びを深めたら、その知識やスキルを職場に取り入れましょう。例えば、新しいアイデアを提案したり、新しい技術を導入したりすることができます。自分自身のスキルアップにとどまらず、職場全体のレベルアップにもつながるでしょう。職場で学んだことを実践することで、自分自身の成長だけでなく、組織にとってもプラスになることを目指しましょう。

まとめ

ビジネスマンが学びを深めるためには、「学びの掛け算」を実践することが有効です。越境学習とリスキリングを掛け合わせることで、より多くの知識やスキルを身につけることができます。

そして、具体的なステップを踏んで、学んだことを職場に取り入れることで、自分自身のスキルアップにとどまらず、職場全体のレベルアップにつながるでしょう。

今後は、自分自身が何を学び、どのように実践するかについて、より深く考えてみることをおすすめします。

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